平安時代から江戸時代まで日本の首都が置かれた京都には、奥深い魅力ある数々の歴史的建造物が存在します。その中でも通常非公開の建築、庭園などの文化財が「近代の名建築」や「眺望」「庭園の美」などをテーマに、期間限定で特別公開されることがあります。

今回ご紹介するのは、京都市東山区の「大雲院 祇園閣 (だいうんいん ぎおんかく)」。「大雲院 祇園閣」は、京都市東山区にある浄土宗系単立寺院「大雲院」の境内にあります。

「大雲院 祇園閣」は、通常非公開であるが平成29年7月8日〜9月30日まで特別公開され、建物内を見学することができます。

「大雲院 祇園閣」は、1928年に建築された3階建ての建物。大倉財閥の設立者である大倉喜八郎が別邸とし建てた別邸「真葛荘」の一部です。

祇園閣のデザインは祇園祭の鉾を模したもので、今年生誕150年を迎える建築家・伊東忠太(いとうちゅうた)の設計による昭和初期の名建築。屋根は銅板葺きであるが、これは大倉喜八郎が金閣、銀閣に次ぐ銅閣として作ったためなのだとか。建物内には入口から最上階まで階段で上がることができます。(なお、入口から閣上内はすべて一般撮影禁止となっています)

階段を上がる途中の壁や天井には、エキゾチックで独特な雰囲気のある壁画が数多く描かれていたり、鬼(魔物)を装飾した照明など、独特の意匠が施されています。

最上階まで上がると、高さ36mの閣上からは360度京都の街並みの眺望を楽しむことができます。

通常では見ることができない昭和初期の名建築「大雲院 祇園閣」を見学できるのは9月30日まで。今年の夏、京都に観光に行った時は「大雲院 祇園閣」を拝観してみてはいかがでしょうか。

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施設名 大雲院 祇園閣
住所 京都市東山区祇園町南側594-1
特別公開期間 平成29年7月8日(土)〜9月30日(土)
営業時間 10:00〜16:00
定休日 9月26日は拝観休止
料金 大人 600円 小学生 300円
施設のHP http://www.kyokanko.or.jp/natsu2017/