元ブラジル代表のリバウド【写真:Getty Images】

写真拡大

元ブラジル代表10番リバウドの息子、リバウジーニョの25メートル弾丸ミドル炸裂

 サッカーのUEFAヨーロッパリーグ(EL)予選3回戦、ディナモ・ブカレスト(ルーマニア1部)―アスレティック・ビルバオ(スペイン1部)の第1レグで時代の推移を感じさせるゴールが生まれた。かつてブラジル代表で10番を背負ったレフティーの息子が、約25メートルの距離から豪快なミドルシュートを突き刺し、話題となっている。

 父親から息子へ――。その才能は受け継がれ、ひとつの結果となって表れた。

 まさに「弾丸」のようなシュートを放ったのは、ブカレストに所属する22歳のMFリバウジーニョだ。

リバウジーニョは、かつて“左足の魔術師”と恐れられ、ブラジル代表の10番も背負った名手リバウドの息子。スペインの名門バルセロナでその名を世界に轟かせ、1999年にはヨーロッパ年間最優秀選手に贈られるバロンドールを受賞した偉大な父親に負けじと輝きを放った。

 27日のEL予選3回戦の第1レグに後半から出場。1点ビハインドで迎えた後半9分、リバウジーニョは敵陣でボールを拾うと、そのままドリブルを開始。相手DFがゴール前への侵入を防ごうと身構えるなか、およそ25メートルの距離から右足を一閃し、強烈なシュートをゴール左隅に突き刺した。

インスタグラムで父親へ感謝のメッセージ「サポートをありがとう!」

 ホームスタジアムを熱狂の渦へと誘う同点弾に、スタンドで観戦していた父親のリバウドも大興奮。自身の公式インスタグラムでゴールシーンの映像とともに祝福のメッセージを送った。

「息子のリバウジーニョが今日の試合でゴールを決めた、おめでとう! 頑張って過ごしてきたお前は、この瞬間に値する存在だ。またこの場所に訪れたくなったよ。神様は常にお前とともにいる。そして、ディナモファンと全てのルーマニア人が私に示してくれた愛情にも感謝を捧げる」

 また、リバウジーニョ本人も試合後にインスタグラムを更新。「サポートをありがとう!」というコメントとともに父親との2ショット写真を公開している。

 試合は1-1で引き分け、8月3日に敵地で第2レグを迎えるが、リバウジーニョが父親から受け継いだ「天才フットボーラーのDNA」の片鱗を示したシーンは人々の記憶に刻まれただろう。