画像提供:マイナビニュース

写真拡大

iOS 10で導入された「SiriKit」は、サードパーティー製アプリをSiri対応にするための開発フレームワーク。これを利用して開発されたアプリは、ホームボタンを長押しするか「Hey, Siri」と呼び掛けて聞き取りを始め、命令として認識する一連の処理を利用できるようになる。

しかし、Siri対応のアプリを探すにはコツが必要だ。アプリのカテゴリに「Siri」がないうえ、アプリごとに機能が大きく異なるために、機能名では検索しにくい。「Siri」で検索してもいいが、精度が不安だ。

そんなときには、Siriの画面からアプリ検索を開始しよう。ホームボタンを長押しするか「Hey, Siri」と呼び掛けてSiriを起動し、適当な位置をタップすると画面左下に現れる「?」ボタンをタップ、Siriに話しかける例のいちばん下にある「App Storeで検索」をタップすればOK。これで、App Storeが起動しSiri対応アプリの検索が開始される。

この操作は一見ムダなようだが、サードパーティー製を含むインストール済のSiri対応アプリはこの画面で使いかたを確認できるので、ほかのSiri対応アプリを入手する前に確認しておく価値がある。アプリによってSiriの呼び出しかたも微妙に異なるので、使えないと放り投げる前に一度確認しておきたい。

なお、アプリがSiriに対応しているかどうかの正確な判断は、App Storeでアプリの詳細画面を表示したとき、「このAppをSiriと一緒に使うことで、様々な操作を実行できます」という文があるかどうかでわかる。「Siri」で検索しても思うようにヒットしないSiri対応アプリも、この方法で確認できるはずだ。