中国メディア・今日頭条は25日「産業政策、日本から学ぶのは『生』だが、日本に真似れば『死』だ」とする記事を掲載した。日本が歩んできた道をそのまま真似るのではなく、その道のりを参考にして中国の状況に会った産業政策の道を見出すことの重要性を説いている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディア・今日頭条は25日「産業政策、日本から学ぶのは『生』だが、日本に真似れば『死』だ」とする記事を掲載した。日本が歩んできた道をそのまま真似るのではなく、その道のりを参考にして中国の状況に会った産業政策の道を見出すことの重要性を説いている。
 
 記事は「産業政策は時代の変化に基づいて、その内容や性質は絶えず変化する。わが国が進める産業政策の過程と、日本の産業政策の初期段階は非常に似ている。特に自動車産業などの一連の政策文書を見ると、政策の出発点が規模拡大、国際市場シェアの増加、過剰競争の回避を目的とする国内企業の再編が念頭に置かれていることが分かる」とした。
 
 その一方で、中国では日本の経験を参考とする際に、批判性や理論が不足していると指摘。中国が優位性を持つ要素や分野に大きな変化が発生していることを考慮せず、かつてと同じ方式に従っていれば、市場のニーズに速やかに対応することはできないと論じた。
 
 記事によれば、改革開放初期の中国は日本の経験を大いに学び、「産業政策」や「政府主導」など日本からやってきた概念をマクロ管理や政策決定プロセスの中に組み込んできたという。記事は「『日本モデル』はすでに新たなモデルに転換する時期に差し掛かっている。われわれは『政府主導の市場経済』というモデルについて考え直すべきではないだろうか」と提起している。
 
 今の中国では、ありとあらゆるものの「モデルチェンジ」が求められている。そして、未曾有の急発展を遂げた中国にそのまま適用できる産業政策モデルは、おそらく世界を見わたしても存在しない。日本をはじめとする他国の経験を参考資料として、「中国モデル」と言うべき新たな道を切り開いて行かなければならないのだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)