知らずうちにわたしたちの身体を蝕む病気の中でも、一度発症してしまうと取り返しのつかないこととなる恐れもある脳血管疾患。特に有名なものを挙げるとなれば脳梗塞やくも膜下出血といった病気ですね。特に30代を超えたあなたは脳血管疾患となる危険因子を把握しておくためにも、「脳ドック」を受けておくべきでしょう。脳血管疾患を見据えて確認しておきたい「脳ドック」の必要性について紹介したいと思います。

人間ドックではない?「脳ドック」とは

人間ドックというものはよく耳にしますが、「脳ドック」の方に至ってはあまり知らない方が多いことかと思います。検査をするという意味では両者とも同じではありますが、両者には決定的な違いがあります。人間ドックは頭部・頸部の検査を行わないのに対し、脳ドックではまさにその頭部の検査を行うものなのです。

人間ドックではなく「脳ドック」を受ける必要性とは

頭部の検査を行わない人間ドックでは脳の異常、つまり脳出血、脳梗塞、くも膜下出血といった病気を発見できないのです。脳梗塞をはじめとする脳血管疾患は、麻痺・言語障害といった重大な後遺症が残る可能性も少なくなく、最悪死亡するリスクも捨て切れません。そんな危険な脳血管疾患であるからこそ、発見できない人間ドックではなく、脳の病気発見のための脳ドックを受ける必要があるということです(脳梗塞とそれ以外の脳疾患の違い)

30代を超えたあなたは脳ドックを受けるべき

ちなみに脳血管疾患の罹患率は30代から上昇していく傾向にあるようなので、脳ドックは30代を過ぎたら受診するべきだといわれています。30代といえば、若い頃の無理や歪んだ生活習慣、老化による悪い影響が顕著に現れ始める年齢時期です。ちなみに生活習慣病の患者ほど脳血管疾患の発症リスクは高まるといわれており、30代を過ぎた40代頃は生活習慣病を発症しやすい年代となっています。つまり40代頃は脳血管疾患の発症リスクが高まってしまうということ。だからこそ40代を前に30代からの脳ドック受診がすすめられているわけです。

脳血管疾患は前触れなく発症するものなので油断は禁物

ちなみに現在が至って健康体に見えるからといって脳ドックなんて必要ないと油断するのは危険です。というのも脳梗塞といった脳血管疾患は、何の前触れもなく発症してしまうことが少なくないからです。気づいたときには脳梗塞を発症し、重大な後遺症を残してしまった、死亡してしまった、だなんて事態も十分に想定されるわけです。だからこそ、水面下で着実に進行しているかもしれない、脳の異常を脳ドックにて検査してもらうということです。ちなみに人間ドックと脳ドックを一緒に受診することも可能なようなので、自分の健康パラメータを確認するついで、脳ドックも受診してみてはいかがでしょうか(脳梗塞の予防 )


writer:サプリ編集部