AbemaTV(アベマTV)の若者向け総合情報番組『原宿アベニュー』(平日18時30分〜)が、『 原宿アベニュー 』(土曜・昼12時〜)、『 けやき坂アベニュー 』(日曜・昼12時〜)として土日放送にリニューアル。7月15日、16日には、それぞれリニューアル後の初回が放送された。

 そこで、引き続きキャスターとして出演する大川藍(元水曜日担当)と、コメンテーターの赤ペン瀧川(元金曜日担当)にインタビューを実施。2人の人となりや平日放送時の裏話、土日リニューアルへの意気込みを聞いた。

■大川藍×赤ペン瀧川「良い意味でゆるい。風通しがいい」

――『 原宿アベニュー 』に出演して、AbemaTVへのイメージは変わりましたか?


大川藍(以下、大川) :カチカチした報道番組かと思って緊張してたんですけど、「こんな感じでいいんや」というか、ラフな感じというか、自分を出せるなってすごい思いました。そのままを受け入れてくれるんだなと。

赤ペン瀧川(以下、赤ペン) :大川さんと一緒で、もっと緊張するのかなって思ってたら、わりと居心地がよくて。スタッフさんとの距離も近いし、良い意味で風通しがいい。扱うニュースも幅広くて、難しい事件も噛み砕いて教えてくれるのでとても勉強になります。「若者向け番組」だから、39歳のおじさんに何ができるんだろうっていうのはありましたけど(笑)。子どももいるし、コメンテーターの扱いをしてくれるからすごいやりやすかったです。

――地上波との違いを感じるところは?

大川 :良い意味でゆるい(笑)。本当に好きにさせてくださって、柔軟なんです。地上波ってガチガチなんですけど、私なりのコメントでいいよって言ってくれます。

――AbemaTVに出演するようになって、反響はありましたか?

大川 :アイドリング時代は毎週会えるような存在だったんですけど、その機会がなくなって。でも、毎週水曜日に来てくれる人が4人もいたんですよ! 逆に私が「ファンの人元気かな」って確認できる場所でもあったんで、それはありがたいなと。アイドリング時代は握手会とかも結構してたんですけど、今は会えなくなっちゃったので、すごいうれしいです。

赤ペン :毎週ロケで原宿に行って、「あっ赤ペンだ」って言われることはありますね。ロケのルールとして、(赤ペンを)持ち歩かなきゃいけないんですよ。スタッフが「持ちましょうか」って言ってくれるんですけど、「あいつロケ中は赤ペン持たせてたぞ」ってなったら夢が壊れちゃうんで(笑)。あと、お店で働いている方とガンガン会います。「こないだはどうも」とか、そういうの嬉しいですね。段々俺の街になってきたなと、浸透していく感じは地味にありました。これをきっかけに他の仕事も増えました。

――お持ちの赤ペンは特注なんですよね?

赤ペン :これ2本目なんです。2010年に作ったやつが激しく損傷して、3年前くらいに1回折れた。あまりに不憫だと思った事務所が「新しく作るよ」って作ってくれました。

■大川藍「難しいことを言いたいんですけど…」

――大川さんは「キャスター」初挑戦でしたが、大変なところはありましたか?

大川 :ニュース番組なので難しいことを言いたいんですけど、言葉遣いというかボキャブラリーが足りない(笑)。でも、パパコメンテーターの皆さんが助けてくださるので助かってます。

赤ペン :難しいこと言いたいの?(笑)

大川 :言いたいんです(笑)。しっかりとしたニュースも取り扱うので。この番組でキャスターをするようになってからは、携帯やテレビでニュースを見ることが多くなりました。


――元水曜コメンテーターのFUJIWARA・藤本敏史さんは、芸人ならではの発言・アドリブも多かったと思います。それらへの“対応力”はどこで身につけたのでしょうか?

大川 :基本楽しいこと好きなんです。アイドリングで7年ぐらいバラエティとしてやらせていただいて。フジモンさんは最初緊張したんですけど、毎週続けていくことによって楽しくなってきちゃって。単純に楽しめるようになったんです(笑)。

■赤ペン瀧川「俺の原宿デート超楽しいと思います(笑)」

――赤ペンさんは「映画コメンテーター(天才スライドトーク職人)」「俳優」の2つの顔をお持ちですが、そのスタイルはいつ確立されたんでしょうか?

赤ペン :俳優業をはじめたのが16歳で、20代後半になってあまりに俳優業が暇だったので、ふざけてスライドを使ったライブをすることになったんです。で、やり始めたら2年ぐらいで俳優としてのキャリアを追い抜いていったっていう(笑)。逆にそっちで仕事がいっぱい来て、気がついたら2足(のわらじ)になってました。ここ最近、俳優も数やれるようになってきたので、段々追い抜かされた俳優側が赤ペンに追いついてきたみたいな、段々揃ってきたぞというのはありますね。

――「赤ペン瀧川の○っと原宿」コーナーでは、60弱のテーマで計7683枚のスライドを作成されました。リサーチはどのように行っていたんでしょう?

赤ペン :基本ネットとか本ですね。ネットはいっぱい使いました。って書くと、ネット情報をコピペしてるんじゃねえか、わりと手軽に調べてるんじゃねえかってなりますけど、怪しい情報は「俺調べです」って言うことにしてました(笑)。

――原宿のお店に行き尽くしてますよね(笑)


赤ペン :170軒ぐらい行きました。俺のデート超楽しいと思います(笑)。原宿に連れて行ってって言われたら、「知ってる店あるから」で全然行ける。

――5月末には トム・クルーズさんにインタビュー をされました。同じ俳優としてどんな印象を受けましたか?

赤ペン :トップに君臨してる人は本当に紳士。一緒に写真撮ったときも、トム・クルーズから「写真これでHAPPY?(OK?)」って聞いてくれる。いいヤツでした(笑)。

■「主婦層受けが大事」「“清潔感”を大事に」

――放送帯が土日昼に変わったことで、意識しようと思っていることはありますか?


大川 :土日で学校も休みで、お家でとか友達ととか、小学生とかも見ることが多くなると思うので、もうちょっと頭よくなりたい(笑)。見ている人も楽しんでもらえるようにしたいです。

赤ペン :悔いが残ってることがあって、コメントをもっと読みたかった。それができるように少し意識したいなと。地上波と大きく違うのはリアルタイムのコメントを拾えるっていうことだと思うんだけど、スタジオで夢中になって読めなかった。そこは改善できたらいいなって個人的な課題はあります。

――どんなコメントを拾おうと思っていますか?


赤ペン :危険なコメントはすぐ忘れるようにしてる。「赤ペンしね」みたいな(笑)。


大川 :でもリアルだからあるんですよね! 悪口とか。見ないようにしてます(笑)。


赤ペン :応援してるコメントもあるけど、リアルタイムで銃打ってくるコメントもあるじゃないですか。それは気にせず、でもできるだけ拾えたら。

――コメントにツッコミが入ると見ている人は嬉しいと思います。


赤ペン :悪意あるツッコミを読んであげると、それはそれで向こうも嬉しくなって「やっぱり読んでるんだ、ごめん」っていうのがあるから、それができたらと思います。

――瀧川さんは“パパ”でもありますが、放送日が土日になることで影響は出ませんか?


赤ペン :今気づきました(笑)。いつかスタジオ見学に連れて来ます。2歳なんで獣です。タコの知識が3歳児並みと言われているんだけど、今のところタコ以下(笑)。人の形をしたタコ以下の生物がいると思ってくれると、なんとなくわかる。タコよりバカなんだからしょうがないって(笑)。

――「新アベニュー」への意気込みをお願いします。


大川 :中継がなくなって私の出じろが少なくなると思うんですけど、その分スタジオで自分のポジションのことを全力でできたらなと思います。


赤ペン :メンバーが固定ではなくて、色んな人とスタジオで喋る機会が多くなると思うので、それを強く楽しみたいなと。今までに見たことが無い人も見てくれると思うので、難しいニュースをわかりやすく、わかりやすいニュースはよりわかりやすく、より多くの人に届くように喋りたいと思います。

大川 :“お昼の顔”っていうことですもんね?

赤ペン :そうしたら、俺「清潔感を大事にしたい」って書いて欲しい(笑)。

大川 :主婦層の方に受けるのが大事だと思うので、気を引き締めて“お昼の顔”として頑張りたいと思います!

(撮影:野原誠治)

(インタビュー・編集:篠田悠介)



【プロフィール】

▶︎ 大川藍(おおかわ・あい)

兵庫県尼崎市出身。アイドリング!!!の元メンバー。現在は、人気ファッション誌「JJ」の専属モデルとして、雑誌やショーなどに出演。また、モデルだけでなく、グラビアでも“さわりたくなるカラダNO.1”として活躍中。最近では、バラエティ番組にも多数出演中!AbemaTV「原宿アベニュー」MBSラジオ「イマドキッ!」にレギュラー出演中。

▶︎ 赤ペン瀧川(あかぺんたきがわ)/瀧川英次(たきがわ・えいじ)

神奈川県湘南生まれ。「映画コメンテーター」としてTV、ライブ、コラムなど多方面で活躍中。スライドとトークを武器に様々な添削(ツッコミ)する姿が強烈で、巷で「天才スライドトーク職人」と呼ばれている。俳優として、鈴木裕美や前川知大演出舞台に出演。また、「相棒」「素敵な選TAXI」「アウトレイジ」などの話題作に出演するなど、テレビや映画でも活躍中。自身が主宰を務める演劇ユニット「七里ガ浜オールスターズ」では、全6公演の演出を務めている。