[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2017年7月17日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、黒豆のおこわの話題がでていました。

黒豆ともち米を蒸して作った黒豆のおこわを石川県民は、「みたま」と呼びます。


江戸時代、黒は粋で高貴な色だった(画像はイメージです)

お祭りや建前など慶事にも食べる

黒豆のおこわは、全国的にもありますが、東北・北海道地方は「黒飯」、関西は「白蒸」、お隣の富山県は「白ごわい」、「黒豆おこわ」といい、「みたま」というのは石川県だけのようです。

みたまは、法事のときに食べられることが多いのですが、白山市美川では、「おかえり祭り」のときも食べるそうです。赤飯とみたまを両方炊いて食べる家もあるとか。

また、昔は家の建前の際にも振舞われたりしました。黒豆のおこわは、江戸時代は赤と黒の区別はなく、黒も粋で高貴な色として不祝儀に限らず、お祭りのときに食べてもおかしくないものでした。

葬式に黒を取り入れたのは江戸末期のことで、この頃から、黒豆おこわを弔事に食べ始めたようです。だから今でも慶事や弔事でも食べられるわけですね。

また、「みたま」は「御霊」と書きます。ご先祖様の霊が米に宿っているとして、大切にしていた証ですね。(ライター:りえ160)