担ぎ手が全員女性の「ギャルみこし」を取材した。

全員女性の「ギャルみこし」が巡業

大阪市北区の天神橋筋商店街を先日、担ぎ手が全員女性の「ギャルみこし」が巡行した。

「天神祭ギャルみこし」HP

15歳〜30歳までの女性およそ80人が元気に神輿(みこし)を担ぎ、商店街を練り歩いた。

正式名「天神祭女性御神輿」

同みこしの正式名称は「天神祭女性御神輿」と言うが、有名になるにつれていつのころからか「ギャルみこし」と呼ばれるようになり、その呼び方が定着。

http://galmikoshi.com/「天神橋ギャルみこし」HP

日本3大祭りのひとつと言われる大阪の「天神祭」前日(7月23日)の巡業が同みこしの最大の山場だ。

商店街の活性化のため誕生

女性だけで担ぐ「みこし」はどのように誕生したのか。

天神祭ギャルみこし実行委員によると、1981年(昭和56年)に天神橋筋商店会(四番街商店街、天四北商店街、天五商店街、天六商店街の4商店街)の運営のもと、商店会のイベントとして行われたのが始まりだという。

当時は、御神輿は男性が担ぐもので女性が担ぐものでないので、女性が担ぎたくても担ぐ事がタブー視されていました。

しかし地元の商店会役員が「どうにかして女性だけで御輿を担がせてあげたい」「女性が担いでいたら来街されているお客様もよろこんで頂けるのではないか」と商店会の活性化のために行われたと聞いてます。

「天神祭りギャルみこし」HP

ドイツ人や中国人からも応募

みこしを担ぐのは、15歳(高校生以上)〜30歳で体力に自信のある健康的で元気な女性。担ぎ手は応募者を審査して選ぶ。

第1次審査は書類選考。第2次審査では、重さ70キログラムの天秤棒を担ぐ「天秤棒担ぎ」と、一発芸やモノマネ、スピーチやコスプレなど自由な表現での1分間の「自己PR」が行われた。

--どのような女性からの応募が?

今年で言いましたら、大阪、兵庫、奈良、和歌山、京都、神奈川、東京、留学生でドイツ人と中国人が参加されました。

職業は学生から主婦まで看護師や設計士、アイス屋さんにネイリスト、フリーターからエステシャンなどなどです。

「天神祭ギャルみこし」HP

--選考のポイントは?

今年もキャッチフレーズが「笑顔良し!体力良し!集まれ元気女子!!」ですので、それに合った女性を基本として審査しています。

「天神祭ギャルみこし」HP

男性に負けない迫力

女性だけの「みこし」は、通常の男性だけの「みこし」とどう違うのか。

先程お伝えもしましたように、まつりごとではタブー視されている事ですが、商店街のイベントとして行うのであれば、思う存分担ぐ事が出来ます。

男性の様な荒々しさはありませんが、大きな声で「ワッショイ!ワッショイ!」と担ぐ姿は、男性には負けないぐらい迫力が有ると思います。

「天神祭ギャルみこし」HP

オーストラリアやアメリカなど海外巡業も

大阪にとどまらず海外巡業も行っているという。

第9回と第14回にオーストラリア・クイーズランド州で開催された「JAPANfestival」に招待して頂いたり、第12回にはアメリカ・サンフランシスコ市の「桜まつり」に招待されました。

当時は凄い反響があったと聞いています。

「天神祭ギャルみこし」HP

大阪から元気な女子力を「全国」に

同イベントに込める思いを聞いた。

商店街のイベントとして始まり、第2回から天神祭の御羽車講巡行の一環と言うことで大阪天満宮の奉納が認められ、いまでは天神祭の前日に行う「天神祭ギャルみこし巡行」が大阪の夏の風物詩となって皆さんに届けられる事が何よりも嬉しいです。

これまでギャルみこしを担いだ何千人もの女性たちの気持ちが、小さなイベントから大きなイベントにしてくれました。感謝しております。我々スタッフはイベント業者を使わず、手弁当でやって参りました。その同じ志のスタッフが全力でギャルみこしをバックアップして来た事も今に繋がっていると思います。

もっともっと大阪から元気な女子力を全国に届けて行きたいと思っております。

「天神祭ギャルみこし」HP