デビッド・エアー監督 Photo by Karwai Tang/WireImage

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 米ユニバーサル・ピクチャーズが準備を進めているリメイク版「スカーフェイス」から、「スーサイド・スクワッド」のデビッド・エアー監督が降板したと、米ハリウッド・レポーターが伝えた。

 リメイク版「スカーフェイス」は、「トレーニング デイ」(デンゼル・ワシントンがアカデミー賞主演男優賞受賞)のアントワン・フークア監督がスケジュールの都合により降板後、同作の脚本を執筆したエアー監督が、スタジオと交渉中と報じられていた。「スカーフェイス」のギャング映画という性質上、ある程度の凶悪さは必須と思われるが、脚本に対するエアー監督の解釈がスタジオの目指す方向よりもダークで、双方の折り合いがつかなかったようだ。

 1983年の映画「スカーフェイス」は、ハワード・ホークスの「暗黒街の顔役」(32)をブライアン・デ・パルマ監督がリメイクしたもので、アル・パチーノ演じるキューバ移民の青年が、マイアミの暗黒街でのしあがっていく姿を描いた。脚本をオリバー・ストーンが執筆し、過激な暴力描写とパチーノの鬼気迫る演技で大ヒットを記録。パチーノの代表作のひとつとして知られる。

 リメイク版は、メキシコ人俳優ディエゴ・ルナ(「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」)が主演。ジョエル&イーサン・コーエン兄弟、テレンス・ウィンター(「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」)、ジョナサン・ハーマン(「ストレイト・アウタ・コンプトン」)が脚本を手がけており、ロサンゼルスを舞台にメキシコ移民の主人公を描く。

 エアー監督は、「スーサイド・スクワッド」のウィル・スミスと再タッグを組んだSF刑事アクション「ブライト」が、12月からNetflixで全世界同時配信される。また、「スーサイド・スクワッド」でマーゴット・ロビーが演じたハーレイ・クインを中心に、DCコミックスの女性の悪役たちを描くスピンオフ映画「Gotham City Sirens(原題)」でメガホンをとることが決定している。