“地獄”を抜け出した高木萌衣、上位フィニッシュを果たせるか(撮影:村上航)

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<大東建託・いい部屋ネットレディス 2日目◇28日◇鳴沢ゴルフ倶楽部(6,587ヤード・パー72)>
プロゴルファーにとって“予選落ち”という言葉ほど聞きたくないものはないに違いない。そんな予選落ちを、去年の「ニトリレディス」から今年の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」まで21回続けていた高木萌衣が、2日目を終わってトータル4アンダーの23位タイで決勝ラウンドに進出。「4日間ずっとアンダーパーでラウンドしたい」と意気込みを語った。
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「何かが調子いいというわけではないんですけどねぇ。しいて言えばパットが良かったかな」と、ニコニコしながら2日目のラウンドを振り返ってくれた高木。アウトスタートだったこの日は、1番パー3で7番アイアンでのティショットをピン横2メートルにつけバーディ発進。前半を2バーディ・1ボギーで折り返すと、ティショットをバンカーに入れた10番パー5でも、111ヤード残した3打目をPWでピン手前4メートルに。これを沈めてこの日3つ目のバーディを奪うと、その後は「チャンスは決めれず、ピンチはパーで凌いだ」結果、初日と同じ“70”でホールアウト。トータル4アンダーの23位タイで、「サマンサタバサレディース」から3週連続の決勝ラウンド進出を決めた。
高木は2015年のプロテストに1回目の受験で合格。ツアーへの本格参戦は今季が2シーズン目という新鋭だが、去年8月の「ニトリレディス」から今年5月の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」まで21戦連続で予選落ち。その時のことを聞くと、「特に去年は苦しかった。(ツアーで)初めて回るコースが多くて結果が出ない⇒不安から練習しすぎて疲れる⇒また試合で結果が出ないという負の連鎖」から、「試合に出たくない。コースに行きたくない」と思い悩むほどの辛いシーズンを過ごした。
転機が訪れたのは、今年5月の「リゾートトラストレディス」。それまでは「1ラウンドでのバーディ数にこだわっていた」のを、「目標のスコアを決める」という考えに変えたことで、粘り強いゴルフができるように。また、「安全策をとろうとしてミスしていた」のを、関係者から「ミスするくらいならピンデッドで行けばいいじゃない」と言われ実行。すると、「悪かったパーオン率があがった」(高木)ことから、22試合ぶりに予選を通過し26位タイでフィニッシュ。それ以降の8試合では6試合で決勝ラウンド進出と、思い出したくもない“予選落ち地獄”からは完全に抜け出した。
今では、「(予選の)カットラインにビクビクすることはなくなった」と笑う高木だが、実は去年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で優勝したささきしょうことは、「小学5年生から知っている」間柄。年齢も一緒で、プロ入り同期生でもある。去年、ささきがツアー初優勝を飾った瞬間に立ち会って、「私たち(の年齢)でも勝てるんだ」と勇気をもらったというが、自分の“ツアー初優勝”については「まだイメージできない」と話す20歳。あすからの決勝ラウンドに向けては、「予選2日とも2アンダーだったので、4日間最後までアンダーパーで回りたい。トップ10を目指します」と晴れやかに宣言してくれた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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