26日、バレーボールの国際大会「FIVBワールドグランプリ2017」のグループ2ファイナル出場を控えた韓国女子バレーボール代表チームが、遠征のための「飛行機チケット騒動」に巻き込まれた。資料写真。

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2017年7月26日、バレーボールの国際大会「FIVBワールドグランプリ2017」のグループ2ファイナル出場を控えた韓国女子バレーボール代表チームが、遠征のための「飛行機チケット騒動」に巻き込まれた。韓国・中央日報などが伝えた。

騒動の原因は、大韓バレーボール協会が予算不足などを理由に代表選手12人のうち6人のみビジネスクラス、残りの6人についてエコノミークラスのチケットを手配したことだ。協会によると判断基準は選手の身長で、185センチ以上の選手5人と膝の調子が良くないキム・ヘラン選手(33)の6人だけにビジネス席が割り当てられていた。しかしこれが騒動となり、女子バレーチームを運営する韓国・IBK企業銀行が3000万ウォン(約300万円)を協会に支援したことから、全選手がビジネス席に変更されたという。

代表チームキャプテンのキム・ヨンギョン選手(29)は同日、決戦の地・チェコへの出発前にソウル仁川(インチョン)国際空港で騒動について問われ、「選手たちは(半数だけ)ビジネスクラスだとは知らなかった。(記事を見て)事実を知ってからもこれといった話はなかった」と言葉を選んで話した。ホン・ソンジン監督も「記事が出るまで(騒動を)知らなかった」とし、「騒動はここまでにして、代表チームでいいプレゼントを持ち帰ってきたい」と語った。

また身長177センチで当初エコノミー席を割り当てられたヨム・ヘソン選手(25)は「(ビジネスに乗れない選手も)まったく気にしなかった。もともと(エコノミーに)乗っていたので気にならない。結果的に問題は解決したので、チェコに行っていい結果を出したい」と話した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは大韓バレーボール協会に対し「『もともとエコノミーに乗っていた』という言葉が気の毒。運動選手は体を優先にしなければならないのに。お金が足りないからって、一国を代表する選手をエコノミーに乗せるなんてあり得ない」「残念な判断。バレーはチームプレーの競技なのに摩擦を助長させる決定をしたことは、協会の職員として基本的な資質が備わっていない」「これが韓国の現実。それなのになぜ好成績を期待するのだろう」などの非難コメントが続出しており、「協会に支援される予算を公開して」「協会幹部の給料を削減して構造調整を行い、その分のお金を選手に投資しろ」と求める声も上がっている。

一方、選手らに対しては「どんなに悔しくて悲しかったことだろう!でも頑張って」「みんなファイトです。けがなく無事大会を終えますように」と応援メッセージが送られた。(翻訳・編集/松村)