n昨年の秋に離婚が発覚したアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット。共同声明を発表してから離婚について語るのは稀で、ブラピは『GQ』誌のインタビューで初めて、お酒をやめセラピーに通いだしたことや、アンジーと協力して家族のプライバシーを守るなどと話していた。そしてアンジーは「子どもを第一に考えている」と話した2月以来になる『Vanity Fair』誌のインタビューが公開へ。

まずは、夫婦関係が悪化した時期について告白。

「2016年の夏頃には、最悪な関係だった。いえ、その言葉は使いたくないわ。うまくいってなかったの」

さらに、関係が「うまくいかなくなった」原因が常に旅をしている生活スタイルにあると囁かれていたけれど、そこは否定した。

「私たちのライフスタイルに全く問題なかったわ。子どもたちには貴重な経験をさせられたし、これからもそのようなスタイルは続けるわ。6人全員がとても意志の強い、思いやりを持った教養のある子どもに育ったの。とても誇りに思うわ」

子どもたちは両親の離婚をどのように受け止めているのか。

「みんなとても勇敢よ。勇敢にならなくてはならない時にね。今は全員離婚の傷ではなく、人生の傷を癒そうとしている」

さらに子供たちには心配をかけたくない理由を明かした。

「私は子どもの頃、母親のことがものすごく心配だったの(10歳の頃に両親の離婚を経験)。だから、私の子どもには同じ思いをしてほしくない。子どもの前で泣くのではなく、シャワーを浴びながら泣くと言うのも大事なことだと思うわ。彼らには、絶対に大丈夫だということを知ってほしいの、それが例え本当に大丈夫でない可能性があってもね」

しかし、強くあり続けるのも苦労があるようで、昨年彼女は顔の片方が麻痺するベル麻痺になったのだそう。

「時々、女性は自分のことを優先順位の最後に追いやることがあると思うの。健康被害が出るまでね」

ベル麻痺は鍼治療のおかげで完治したそうだけど、肌が乾燥しがちで白髪も増えたという。

「更年期なのか昨年の出来事が影響しているのか分からないの。だからセックスシンボルって言われると笑っちゃうわ。でも一方で私は、以前に増して女性らしくなったと思ってるの。だって賢い選択をしているから。家族を第一に考えながら、自分の人生と健康をコントロールしている。そういうことが女性らしさだと思うの」

セラピーに通っているというアンジーだけど、子どもたちのリクエストで料理教室にも通っているんだとか! そして毎朝のように朝食を作り、家事も積極的にこなしている様子。寝る前には「今日の私は母親として最高だった? それとも平均的?」と思いを巡らしているとも。

ブラピも含め「家族全員で互いを思いやり、同じ目標を持って生活している」と明かしたアンジー。幼い子どもたちも含めて、全員で前進しているようで何より。