日本と違い、アメリカでは5月から6月が卒業シーズン。<Good Housekeeping>によると、先日ある高校のイヤーブック(卒業アルバムにあたるもの。全校生徒用に作成され、全生徒の顔写真が掲載される)が話題を呼んだそう。

それはヴァージニア州フレデリックスバーグにあるスタッフォード高校の3年生、ダイアナ・ブルームさんが、高校生活の終わりを間近に控えて今年のイヤーブックをパラパラめくっていた時のこと。彼女はあるキュートな"生徒"の写真に、ハートをわし掴みにされることに。

その"生徒"とは、黒のラブラドール犬、アルファ・ショーク。イヤーブックでは、飼い主のアンドリュー・ショークさんの隣に彼の姿が。

介助犬もイヤーブックに載ってる。泣けちゃう!

ブルームさんは<BuzzFeed>に次のようにコメント。

「アルバムを開いたとたんに、この犬に吸い寄せられちゃって。とてもキュートだし素敵な話じゃない? イヤーブックを持っていない下級生はまだこの件を知らないなと思って、写真を撮ってツイートしたの」。彼女の投稿のリツイートは、4000回を超えたそう。

アルファは、スタッフォード高一の人気者であると同時に、介助犬として重要な仕事をしていたのだとか。それは、1型糖尿病患者である飼い主のショークさんの血糖値をモニターすること。

「アルファは嗅覚が鋭くて、僕の具合が悪くなるのが20〜40分も前から匂いでわかるらしいんです。夜中に血糖値が下がってとても危険な状態になった時も、アルファは僕の命を救ってくれました」と取材で語ったのは、ショークさんご本人。

昨年からショークさんは、大切な介助犬アルファを学校に連れていくようになり、アルファが自分のスケジュールになじめるよう準備を重ねてきたのだとか。それによって今年からアルファは、ショークさんと一緒にフルタイムで学校に通えるようになったそう。

「だんだんとアルファの存在は学校でも大きなものとなり、僕と一緒に授業を受けて、大勢の人たちに知られるようになったんです」

アルファがクラスメイトと仲良くなり、受け入れられるようになったところで、ショークさんはイヤーブックの編集担当者に、アルファも載せてくれないかと頼んだとのこと。「友人と一緒にこの件を先生に提案すると、100%賛成してくれました」。

そして写真撮影当日。そこには椅子に座るアルファを支えるショークさんの姿が。かわいいアルファの顔がフレームにおさまるようにするには、カメラの高さもちょっと調整する必要があったよう。

少年と(介助)犬。

さらに、アルファはイヤーブックに登場したばかりか、なんと自分自身のIDカードまで手に入れていたのだとか! 

介助犬のIDの写真を送ってくれないか。あれめちゃくちゃかわいいから。

ダイアナさんのツイッターが拡散されたことで、アルファはたちまちネット上の人気者に。

そしてショークさんは今、アルファが自分の人生の一部になってくれてとても幸せだと感じているそう。「アルファと学校に一緒に行って、みんなを笑顔にすることができたことで、病気が自分にとって、いいことに転じた気がするんだ」。

※この翻訳は、抄訳です。

Translation: Nobuko Yamazaki (Office Miyazaki Inc.)

Good Housekeeping US