グッチ六本木

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 グローバルラグジュアリーグループのケリング(Kering)が2017年上半期の決算を発表した。上半期の売上高は72億9,620万ユーロ(約9,471億円)となり、前年同期比26.5%増と好調を維持している。
 7月27日に発表された上半期の決算では、特に「グッチ(GUCCI)」と「イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)」の業績がグループ全体の増収を牽引し、グッチの売上高は同43.4%増の28億3,250万ユーロ(約3,677億円)、イヴ・サンローランは同28.5%増の7,108万ユーロ(約92億円)でそれぞれ推移した。グッチは、クリエーティブディレクターにアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)が就任して以来ブランドの存在感を強め、直営店は同46.2%増、またオンラインサイト「Gucci.com」は60%以上増加している。前職のエディ・スリマン(Hedi Slimane)からクリエーティブディレクターを引き継いだアンソニー・ヴァカレロ(Anthony Vaccarello)のもと展開されているイヴ・サンローランも好調で、特に中国本土を中心とするアジア圏で伸びた。その他のラグジュアリーブランドのカテゴリーは同10.1%増の8,975万ユーロ(約117億円)となり、「バレンシアガ(BALENCIAGA)」と「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」が好調だったという。
 ケリンググループ会長兼CEOのフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)は「この素晴らしい増収は、今後のさらなる事業成長を実現する自信に繋がる」とコメントを発表。グループの2016年の売上高は123億8490万ユーロ(約1,6兆円)となり、4月にはグループの株価がパリ株式市場上場以来の高値を更新している。ケリングでは「ボッティガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」や「ブリオーニ(Brioni)」「ステラ・マッカートニー(Stella McCartney)」のラグジュアリーブランドのほか、「プーマ(PUMA)」などのスポーツ&ライフスタイルブランドを傘下に収めている。