左から、宮原将護、新垣里沙、品川翔

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8月5日(土)に開幕する「りさ子のガチ恋俳優沼」。『殺人鬼フジコの衝動』『私を知らないで』など人気小説の舞台版を多く手がける松澤くれはのオリジナル脚本・演出で、OLりさ子からイケメン俳優しょーた君への“ガチ恋”を描く。

舞台「りさ子のガチ恋俳優沼」チケット情報

しょーた君が出演する舞台にハマり、「がんばってる姿を観られるだけで幸せ」と応援していたりさ子が、彼女疑惑をきっかけに暴走し……という“俳優とファン”の愛憎劇となる本作。りさ子を演じる新垣里沙、しょーた君を演じる品川翔、謎のキーパーソンを演じる宮原将護に話を聞いた。

品川が「この作品への出演が発表されて、いつも応援してくれてる方々から『ちょっと観に行くの怖いな』と言われたりして。観終わったきとに『どう思われるんだろう』という気持ちはあります。でも最後まで全力で演じて、伝えたいものが伝われば」と語ったように、生々しさを感じるテーマ。新垣は「だからこそ繊細につくらないといけないなと思っています。茶化すつもりもないと思うけど、私たちが繊細に演じないと。結果、茶化してるみたいにみえてはいけない。でも不安はないです。くれはさんを信じて演じていれば迷うことはないかなって」。

過去に『殺人鬼フジコの衝動』に出演し、松澤のつくる世界が好きだという新垣。どこが好きかを聞いてみると「暗いです」とひと言。ただ、「今作はプッと笑えるところがあるんですよ。それが珍しい。そういう意味でも楽しみですね」、宮原も「以前拝見して、演出がとてもリアルで素敵な作品をつくる方だという印象があります。そこに参加できるのを楽しみにしています」と期待を寄せる。

脚本を読んで、新垣は「普段、見えてるけど見ないようにしてたり、わざわざスポットを当てないところにわざと当てているので、お客様がどういう気持ちで観るのかなって。劇場の大きさ的にもきっと目の動きや息づかいも伝わって、すごくリアルになると思います」。宮原は「僕たちは俳優ですけど、お客さんがどういう気持ちで劇場に来てくれているのか、それをどう受け止めて板に立つのか、そういうことが考えられるなって。お客さんも、りさ子の役を通して自分がどういう感覚で舞台を観に行ってるのかを考えられる、そういうきっかけになるんじゃないかと思います」。ちなみに、劇中では、歴代総理大臣が戦うゲームを原作にしたという2.5次元舞台『政権☆伝説』も。品川は「これが初めての2.5次元舞台。すごく楽しみです」と笑顔。

「りさ子は本当に普通の子。誰でもなり得る話だと思います」と新垣。どんな世界が描かれるのか、ぜひ劇場で確認して。公演は8月5日(土)から13日(日)まで東京・新宿シアターモリエールにて。

取材・文:中川實穗