ガンズ、2017年上半期ツアー総収益トップに

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 2017年上半期で最も収益を上げたアーティストのTOP 10が発表され、ガンズ・アンド・ローゼズが首位に立った。2016年4月から始まった【Not in This Lifetime】再結成ツアーが今年に入ってからも絶好調で、日本を含む23公演の総動員数が90万人以上、総収益が9,900万ドル以上(約109億円)だったことが明らかになった。ガンズは公式サイトで現在発表されているだけでも7月27日から11月末まで全46公演を控えているため、このツアーの今年の最終的な収益は2016年の1億9,200万ドル(約216億円)を軽く超えそうな勢いだ。

 バンドのエージェントKen Fermaglichは、ガンズのアルバム『アペタイト・フォー・ディストラクション』がSpotifyで2番目に多く聴かれている80年代のアルバムであり、「スイート・チャイルド・オブ・マイン」だけでも2.5億回ストリーミングされていることを例に挙げ、「みんなこれらの楽曲が大好きなのに、彼らを生で見る機会がなかった」と話す。つまりライブに足を運んでいるのは「新しいファンと、昔からずっとバンドのファンだった人たち」両方で、「現在ツアーで使われている中で最もいいサウンドとプロダクションを誇るライブ音楽を、巨大スタジアムでのスペクタクルという形で体感することで、多くの人たちが青春を思い出しているのではないか」と彼は分析する。

 大手ツアー・プロモーターのライブ・ネイションの2017年上半期の総収益、総動員数、公演回数は軒並み8〜10%増加しており、AEG Presentsも総動員数と公演回数が4%増加している。

◎2017年上半期 ツアー総収益ランキング
(アーティスト名 / 総収益 / 総動員数 / 公演回数)

1位 ガンズ・アンド・ローゼズ / 99,031,131ドル / 909,606人 / 23回
2位 コールドプレイ / 86,818,781ドル / 735,626人 / 16回
3位 ジャスティン・ビーバー / 63,467,924ドル / 739,873人 / 28回
4位 U2 / 57,994,031ドル / 478,235人 / 9回
5位 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ / 56,290,817ドル / 649,825人 / 48回
6位 エリック・チャーチ / 52,792,439ドル / 868,212人 / 61回
7位 トランス・サイベリアン・オーケストラ / 45,546,995ドル / 832,771人 / 92回
8位 ビリー・ジョエル / 39,166,971ドル / 350,560人 / 17回
9位 ブルース・スプリングスティーン&ザ・Eストリート・バンド / 37,972,463ドル / 261,184人 / 14回
10位 スティーヴィー・ニックス / 35,500,826ドル / 364,403人 / 40回

 また、欧米アーティストにとっては海外でのライブも収益性が見込めるものとなっており、今年に入ってから最も収益が多かった公演TOP10の内、8公演が米国外で行われていた。

◎2017年上半期 公演収益ランキング
(アーティスト名 / 日程と場所)
1位 U2/ザ・ルミニアーズ(5月20日〜21日、米パサデナ)
2位 U2/ザ・ルミニアーズ(6月3日〜4日、米シカゴ)
3位 ドレイク/ヤング・サグ/DVSN/DJ T-Jizzle(1月30日、2月1日、2日、4日、5日、14日、15日、3月20日、英ロンドン)
4位 コールドプレイ/ジェス・ケント(3月31日〜4月1日、シンガポール)
5位 コールドプレイ/ジェス・ケント(4月11日〜12日、台湾・台北)
6位 ガンズ・アンド・ローゼズ(2016年11月4〜5日、アルゼンチン・ブエノスアイレス)
7位 ガンズ・アンド・ローゼズ(2016年11月11〜12日、ブラジル・サンパウロ)
8位 コールドプレイ/ジェス・ケント(4月15日〜16日、韓国・ソウル)
9位 メタリカ/イギー・ポップ(3月1日、3日、5日、メキシコシティ)
10位 ジャスティン・ビーバー/ロビン・シュルツ(2月18日、19日、21日、メキシコシティ)