【Negicco】笑い、踊り、最後には感動…!14周年記念「浅草5656会館」宴会&ライブ完全レポート

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今回のレポートは、ウレぴあ総研ではサイト開設当初から追い続けている新潟在住アイドル・ユニット「Negicco」。この7月で、めでたく結成14周年を迎えました。

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そんな彼女たちが15年目突入イベントの地として選んだのは、浅草は「雷5656会館」。なんと大宴会&ホール・コンサートという豪華2本立て構成です。

先日リリースした2枚目のベストアルバム「Negicco 2011〜2017 -BEST- 2」が各地で大好評、10月には主催フェス「NEGi FES 2017」を初めて新潟で開催と、今年も話題に事欠かかないNegicco。記念となるイベントで、どんなライブを見せてくれるのでしょうか? では、いってみましょう!

クラシックな大宴会場で14周年を祝う!大宴会

この日の浅草も大賑わい。人ごみをかき分けて、浅草寺の真裏にある雷5656会館へ向かいます。「観音裏」「裏浅草」とも呼ばれるこのあたりは、のんびり落ち着いた雰囲気。

雷5656会館に入り、会場となる奥山茶屋の大広間へ。ここがまた、クラシックな昭和感あふれる宴会場! この会場でファンの皆さんが宴会をしている光景は、大規模な新潟県人会にお邪魔したような、なんとも不思議な感覚です。

そんな中DJプレイするのが、音楽面からNegiccoを支え続けるconnieさん。次から次へとイイ曲数珠繋ぎ状態。その中でも8月に新体制メンバーと代々木で対バンするlyrical schoolの『そりゃ夏だ!』には高まりました。

全員キャラ炸裂!乾杯の音頭ほぼ完全文字起こし

さてさて、時間になりました。いよいよNegiccoと事務所社長の熊倉さん、そしてconnieさんによる、乾杯の音頭です!

熊倉「ありがとうございます。こういう場所が似合うのがまさにNegicco。それにしても年齢層、高けぇな!(場内爆笑)。

でも、なんだか、安心していられます。皆さんがいるから僕もここにいられる。みなさんのおかげでございます。

まさか14年間もこの人たちと一緒にいることになるとは思わなかった。10年一昔といわれていたけど、最近は5年一昔なんて言われる。その中で14年もやらせていただけるとは。なんだか、これまで苦労なんてなかったような…。」

Megu「長いな〜長いな〜」

熊倉「えー、みなさん、今後ともよろしくお願いいたします!」

connie「こんにちコニコニ!(こんにちコニコニー!)毎年DJしながら、みんなの食べてるところを見ながら、自分は何も食べれないっていう(笑)。でも、こうやって出来ることがすごくうれしいです。

15年目に何をやるか、会議が終わってないので決まってないんですけど、楽しみにしていてください。いろいろ考えてますので(おおおっ!)よろしくお願いします!」

Kaede「Kaedeです。いつもありがとうございます!(かえぽー!)だんだん、10年目くらいからがすごく早くて。そうですね、いろいろありましたね。

いろいろありすぎて…。浅草もいいですね…。はい、ありがとうございました!」(場内笑)

Megu「はい、Meguです!みなさんこんにちネギネギ〜!(こんにちネギネギー!ここでMeguさん宴会場を歩き出す。)

Negiccoは“Live Local Live Nice”という活動テーマでやらせていただいています。素敵に生きて、素敵にライブをする、っていうのがテーマです。

今年はNEGiFES、新潟で初開催します。10月7、8日と、新潟に素敵なアーティストさんをお呼びしますので、素敵なライブになるようがんばります。楽しみにしていてください!

では、最後はNao☆ちゃん、リーダーとして締めの一言を!」

リーダーNao☆さんによる乾杯の音頭をどうぞ

Nao☆「Nao☆でーす!(Nao☆さんも会場内を歩きながらトーク。)Negicco、これガチパジャマです! 昨日寝巻きで着てました(笑)。

熊社長に拾ってもらって、嶺脇社長に拾ってもらって、今があります。今日みたいなこういうイベントが、毎年定番にしていけたらいいなって。

それがNegiccoがずーっと続けていくことにもつながると思います。今日は皆さん、出来上がって! 出来上がってから上(のライブ会場)に来てください!

いつ盛り上がるの?(今でしょー!)楽しんでいきましょう!」

では、リーダーNao☆さん、乾杯の音頭をお願いします。

Nao☆「もう結構飲んでますか? いつ出来上がってるの?」(今でしょー!)

Nao☆「まだでしょ!? みんなビールは好きですか? 新潟仕込っていうビール、ぽんちゃがプロデュースしているんです。みんな飲んでください! ぽんちゃの味がしますよ。」(はーい!)

じゃあ、私がかんぱーいといったら、みなさんネギネギって言ってくださいね。15年目にむけて、かんぱーいネギネギ!(ね、ねぎねぎ?!)

あ、自分でネギネギって言っちゃった(笑)。もう一回やりましょう。14周年おめでとうの方がいいかな?

じゃあ、Negicco,14周年おめでとう! かんぱーい!」(ネギネギー!)」

乾杯の音頭を取ったところで、メンバー3人はリハーサルのためにライブ会場へ移動します。その3人の代わりに、熊倉さんが各テーブルを回って、ファンのみなさんと乾杯。このホスピタリティ、本当に素晴らしい!

歴史あるホールで、記念のライブ開幕!

ライブ会場となるときわホールの入り口には、浅香光代さんをはじめとして、往年の大スターの写真が飾ってあるのが印象的。女剣劇って、アイドルの文脈で理解できるよなぁ等々と考えているうちに開幕のブザーが鳴ります。

Nao☆さんの影ナレが会場を盛り上げます。「みなさん、出来上がってるネギネギ?」(ネギネギー!)「いつ盛り上がるの?」(今でしょ〜〜!)というわけで、いよいよ開幕です!

出だしからボルテージ最高! 自由に駆け回るNegicco

お馴染みのオープニングSEから、3人がステージに登場。そして流れるイントロは、代表曲の一つ『光のシュプール』から。続けて、こちらもシングル曲『愛、かましたいの』へ。今日は記念のライブ、シングル曲勢ぞろいで攻めるのかと思いきや、セカンドアルバム「Rice&Snow」から、ライブを楽しく盛り上げる『自由に』へ!

ここでメンバーが客席を練り歩き、みんなでハイタッチ。こじんまりした会場、そして紳士淑女なファンの皆さんだからこそ作り上げられる、この自由な時間! ステージ上のMeguさんから、「ニャー!in浅草」いただきました!

ここでMCへ。ホームグラウンドの浅草ということで、いつもよりさらにリラックスした雰囲気のトークが楽しめます。Nao☆さん持ちネタの「うれC!」からの、「たのC! だいすキー!」は、そう来たか!感(笑)。

次の曲に向けて、コールアンドレスポンスの練習。「1、2」(サンシャーイン!)と練習しているうちに、Nao☆さんが「1たす2は?」皆さん、(サンシャーイン!)と答えるんですが、Nao☆さん「5でしょ?」って、いやいやいや! 会場総ツッコミ! Nao☆さんご自身でもおっしゃっていましたが、このグダグダ感がまさにNegiccoですよ!

という流れから、もちろん名曲『サンシャイン日本海』へ。聴けば聴くほど、音楽として、ポップスとして本当に素敵な楽曲。この曲を手掛けた田島貴男さんは、10月に新潟北方文化博物館で開催される「NEGi FES」に出演します。本当に楽しみ!

続いて、『虹』から『SNSをぶっとばせ!』とアルバム曲が続きます。この辺りは良質なポップスがテーマでしょうか。ときわホールが楽しく揺れます。

続く『恋のシャナナナ』では、本日2回目の会場練り歩き! お客さんとの距離が本当に近くて、お客さんとメンバーが背中合わせで踊っていたりするんですよ。通路は大混雑ですが、トラブル等ないのがいいところ。

そして本日2回目のMCタイムへ。熱気ムンムンの会場ドアが開けられ、涼しい風が入り込むのがありがたい…。

今だから語れる?! 14年間で出会った危機とは

今回のテーマは、「14年間の活動の中で、命がけでヤバかったこと」。

3人そろってベストワンにあげたのは、雪道でのスリップ。それぞれのリアクションが全く違ったそうで、Kaedeさんは「寝ました。どうせ死ぬなら…。」と。合理的なようでちょっと不思議なKaedeさんらしいリアクション。

そしてMeguさんは「キャーキャー騒ぎまくってました!」とのこと。常に最高のリアクションをしてくれるMeguさん、スリップにもリアクション大だったようです。

そんな中、Nao☆さんは「今左に行った、次は右にきた…」と冷静だったそう。さすがリーダーらしい観察眼ですね。
もちろん、なにより賞賛されるべきは熊倉さんの運転技術。万が一熊倉さんがドライバーでなかったら、3人はここにいられなかったかも…。

他には、寒い日にストーブを背にして暖まっていたら、衣装が燃えていたエピソードや、TIFに参戦するたびにトラブルが起きるというエピソード。さすが大ベテランNegicco、様々な修羅場をくぐり抜けています。

懐かしのあの曲に、リアル世間話タイムまで!

Nao☆さんの「立ち上がれ〜立ち上がれ〜〜ネギヲタ〜〜♪」の歌に乗せて立ち上がる場内。そして記念すべきデビュー曲『恋するねぎっ娘』、いつ聴いてもキャッチ-で耳に残る名曲です。

さらにネギ特盛曲『ねぎねぎROCK 〜私もお家に連れてって〜』へ。MCで「この曲がいろんなところに連れて行ってくれた」と語られたように、分かりやすくて楽しい曲って本当に大事ですよね。

ここで本日3回目の練り歩き。ステージを歩き回るNegiccoと、迎えるファンの皆さんが、みんな同じ温度の笑顔で笑っているんです。今回の練り歩き連発は、Negiccoの愛情を強く感じました。

そして、connieさんがNegiccoに初めて提供した『トキメキ★マイドリーム』へ。アップテンポだけど溜めもあって、ラップが入っていたりして、これも何年経っても本当に色あせない曲。懐かしのメドレータイムは、個人的にもうれしい時間でした。

続くMCは、なんと世間話タイム(笑)。ファンの皆さんから近況報告を聞き、それにNegiccoの3人がリアクションしていきます。なんだか本当にNegiccoと一緒に宴会している気分です。

まずは「今日が誕生日」という方から、「奥さんが妊娠した」という方に、「特典会に連れてきたことがある彼女と同棲しはじめた」という方も…。

もう、純粋に世間話なんですよ。でも、こんなプライベートな話をみんなで共有できる感じは、活動歴の長いNegiccoならではなのかも。メンバーとファンが、お互いの人生に併走している感じなんです。

後半戦からアンコール、名曲つるべ打ち!

ここからライブ本編はラストスパートに突入。『ネガティヴ・ガールズ!』から『圧倒的なスタイル』へ。ファン投票でベストアルバムに収録された人気曲『さよならMusic』と続き、最後は『ねぇバーディア』へとなだれ込みます。

もはやこのあたりの流れはNegiccoファンクの独壇場。ファンキーでポップでカラフル、それでいてちょっと切ない楽曲が連なって、ときわホールは熱狂のるつぼに。

もちろん、このまま終わるわけはありません。場内みんなで「アンコール!」(ネギ!)の大合唱。Tシャツ姿に着替えた3人がステージに再登場します。

アンコールは新しい楽曲のラッシュ。最新オリジナルアルバム『ティー・フォー・スリー』から『RELISH』、ベストアルバム収録の新曲『くちびるにメロディ』へと続きます。connieサウンドの最新型を堪能できる時間です。

ここからのMCで、ベストアルバムの初回限定盤に封入された手紙に書ききれなかった思いが語られました。

語られる感謝の言葉、そして最後に歌われるのは…

Kaedeさんは、ファンの皆さんを見たご両親が「自分の娘が応援されるのは不思議だけれど、すごくありがたいこと」と語られたことを、そしてMeguさんは、何度も書き直しながら手紙を書いたこと、ずっとこの3人で歌っていきたい気持ちを託した、と語られました。

そしてNao☆さんは、お母様がいちファンとして輝いている様子を見たり、「ファンの方が一番心配しているんだよ」とスタッフの方に言われたことで、ファンの方の人生に寄り添っていきたいと思うようになった、と話されました。

Nao☆さんが「みなさんの最後まで見届けたい」というところで笑いが起きていましたが、同時に、本当に嬉しい一言だったと思います。ここまでファンと共に人生を歩もうとするアイドル、なかなかいないですよ。

この流れで、ベストアルバムに収録された『愛は光』へ。ステージ前面のボックスに座り、なるべくファンの皆さんの近くで歌うNegicco、本当に真摯です。

しっとりと歌い上げ、コーラスワークに重点を置いた楽曲もNegiccoの武器。『おやすみ』や『私へ』のような、Negiccoにとって大事な楽曲になりそうです。

なんと、ここで終わりません。ラストのラストは、まさかの『トリプル!WONDERLAND』へ。『愛は光』が来ることは予想出来ていたので耐えられましたが、『トリプル!』はまさに予想外の選曲。ここで思わず涙腺が…。

この曲、フェスの1曲目や、ライブの後半戦スタートの合図になるような、思いっきり弾ける明るい曲なんです。ここでぶち上げていくとは!「ネギは進むぜ!次のディケイド」という力強い一節が染みます。

さらにはMVで印象的だった新潟のフラッグを振っていたのも憎い演出。新潟在住であることを大事にすればこそのNegiccoです。思い返しても素敵な一瞬でした。

ファンの人生と共に歩むNegiccoが、新たな一歩を踏み出す

今回の会場となった雷5656会館は、浅草の良さを十二分に感じさせてくれるホールでした。MCの中でも触れられていましたが、2016年のライブハウスツアーに近い雰囲気でしたね。暖かく心地よい、Negiccoの良さを再確認することが出来ました。

やっぱりNegiccoには浅草の空気が似合うんです! 新潟はもちろん、東京にもホームタウンがあるのは、Negiccoの大きな強みだと感じます。戻ってきたっていう安心感があるんですよね。この安心感こそが、Negiccoの大きな武器だとも言えるでしょう。

もうひとつ、MCの中で、Nao☆さんが「私たちに、これからひとりの人間として、ひとりの女性として、どんな未来が待っているかわからないけれど…。」とおっしゃったときにも、いろいろな思いがわきました。

Negiccoの3人がご縁に恵まれて、これから結婚や出産を経験することもあり得るんですよね。

アイドルの恋愛、結婚は意見の分かれるテーマですが、彼女たち一人ひとりが幸せで充実した人生を送ることには、誰にも異論はないはず。

お嫁さんになっても、お母さんになっても、もちろんおひとり様を選んでも、どのような人生の選択をするにしても、それぞれの気持ちを尊重したい、応援したい、とも思いました。

同時に、彼女達には、いつまでもアイドルユニットNegiccoでい続けてほしいなぁ、とも思いました。

3人揃っての活動が出来ない時期が来ることもあるかもしれません。でも、メンバーが結婚出産などを経験されているガールズグループとしては、大先輩のMAXさんもいます。

たくさんの芸能界の大先輩の背中を追って、まだまだNegiccoには走り続けてほしい! Negiccoは、本当に人生を併走するアイドルだと思うんです。

そして同時に、Negiccoをなるべく大きな会場で見たい!ということも強く思いました。何千人、いや1万人規模の会場で、この3人が歌い踊り、そしてゆる〜く喋り、緑色の光の海が広がる光景を見たい…。ずっと目標として掲げている日本武道館で、そして新潟ビッグスワンで!

いつか夢のような光景が見られるその日まで。そしてその先も、それぞれの人生を歩みながら、Negiccoの旅は続いていくことでしょう。

余談…新潟出身者に愛されるNegicco

最後に、純粋に余談なのですが…。本当にNegiccoが新潟出身の皆さんに愛されているなぁ、と感じたエピソードをひとつ。

実は、宴会のあいさつからライブまでの間は、かなり時間がありました。この時間を使って、会場からほど近くにある、以前から気になっていたカレー屋さんを訪ねてみたんです。

野菜が丁寧に煮込まれたカレーに、滋味溢れる玄米。常連さんと店主の女性が和気藹々としている、素敵なお店。カレー好きで有名なMeguさんにもご紹介したいレベルでした。

帰り際に、店主の方が「ん、Negicco?」と声をかけられたんです。自分がシャツに貼っていたスタッフパスに反応されたようでした。

鈴木「あ、ご存知ですか。今日はイベントなんです。自分は取材をさせていただいていて…。」

店主「へえ、浅草で? どこですか?」

鈴木「雷5656会館です! Negiccoは、浅草でよくイベントをやっているんですよ。」

店主「そうなんですね! 私、新潟出身なんです。Negiccoさん知ってますよ! よろしくお伝えくださいね。」

鈴木「はい! お伝えします!」

ほんの短いやりとりでしたが、なんだかとても感慨深かったです。新潟出身の方は、本当にNegiccoをよくご存知なんですね。そして、どこかでいつも気にかけている…。

“Live Local”で、“Live Nice”なNegiccoと、思いがけず出会えたような気がしました。今回のレポートは以上です。