リンゴ・スター、ポールとの新曲レコーディング秘話を明かす

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リンゴ・スターのニューアルバム『ギヴ・モア・ラヴ』より、ポール・マッカートニーらが参加したオープニングトラック「We're On The Road Again」の先行配信が開始された。これに合わせて、リンゴが日本に向けて語ったインタビューも公開となっている。

19枚目のソロアルバムとなる『ギヴ・モア・ラヴ』はリンゴ自身のプロデュースによる作品で、「We're On The Road Again」に参加したポール、ジョー・ウォルシュ、エドガー・ウィンター、スティーヴ・ルカサーをはじめ、ピーター・フランプトンやイーグルスのティモシー・B・シュミット、Mr.ミスターのリチャード・ペイジら豪華アーティスト陣が集結。レコーディングはロサンゼルスのホームスタジオで行われたという。

リンゴによると、ポールは当初アルバムの3曲目「Show Me The Way」に参加するためスタジオを訪れていたのだという。セッション当日を振り返って彼は、「ランチを食べてからレコーディングをしたんだけど、楽しかったから、その流れで「We're On The Road Again」もレコーディングしたんだよ」と意外な経緯を明かしている。また、ベーシストとしてのポールについては、ビートルズ時代の思い出にも触れながら「ポールのベースの演奏は誰よりもメロディアスで、“ポール・マッカートニー・スタイル”としか呼べないんだ」と、改めてその魅力が語られた。

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■リンゴ・スター インタビュー
──「We're On The Road Again」、「Show Me The Way」の2曲にポールが参加していますが、どういった経緯でポールが参加することになったのでしょうか?

リンゴ:「Show Me The Way」はとてもパーソナルな曲なので、ポールに参加してほしくて連絡したんだ。この曲は私の妻のバーバラのために書いた曲なんだよ。バーバラはこの曲のタイトルの通り、常に私を正しい道に導いてくれるんだ。ポールは最高のベーシストなので、この美しい曲に参加して欲しいと思ったんだよ。彼がこの曲のレコーディングに参加しているとき、ちょうど「We're On The Road Again」も制作していたんだ。ポールはこの曲のタイトルのように、しょっちゅうツアーをしている。彼と金曜日に電話で話したときも、彼はフロリダで演奏していた。彼はたまたまLAに来ていたから、「Show Me The Way」に参加してもらったんだ。ランチを食べてからレコーディングをしたんだけど、楽しかったから、その流れで「We're On The Road Again」もレコーディングしたんだよ。この曲はスティーヴ・ルカサーと一緒に作ったんだ。ウィリー・ネルソンの「On The Road Again」みたいにならないようにしたかったんだ(笑)。だから、「We're」という言葉を強調して「We're On The Road Again」と歌ったんだ(笑)。

──クレジットではポールはベースとなっていますが、それ以外(コーラスなど)での参加はありましたか?

リンゴ:ポールは「We're On The Road Again」で、彼のトレードマークである叫び声を披露してくれたんだ。ジョー・ウォルシュも歌っている。曲のエンディングで、3人で「We're On The Road Again」と連呼して歌ってるよ。

──久々のポールとのレコーディングの時の雰囲気はどのような感じでしたか?

リンゴ:いや、ポールと久しぶりに仕事をしたわけじゃないんだ。彼とは2年前にグラミー賞のときに一緒に仕事をしたし、ニューヨークでデヴィッド・リンチのショーでも一緒に演奏した。90年代の頃は、彼の作品で何回も私は演奏している。彼は過去に私の作品で演奏したり、歌ってくれている。同じ国にいれば、タイミングを合わせて二人で会ったりもする。だから、1970年以来彼と会ってないわけじゃないんだ(笑)。お互いの人生から切っても切り離せない関係なんだよ。