[ロサンゼルス 26日 ロイター] - 4月に米ユナイテッド航空で英国から米カンザスシティに空輸中、シカゴでの乗り換え時に死んでいるのが見つかった巨大種のウサギ「サイモン」の所有者らが24日、同航空の従業員に死亡の責任があるとして提訴した。訴訟はアイオワ州デモインのポーク郡地裁に申請された。

サイモンは、「世界最大」とされるウサギを父に持ち、死亡当時は生後12カ月を経ていなかったがすでに体長3フィート(約91センチ)に成長していた。博覧会のアイオワ・ステート・フェアに出るため輸送されており、父より大きく成長してフェアでの展示から収入が得られる予定だったという。

当時、飼い主の担当弁護士は、サイモンの死因が16時間にわたり冷凍庫に入れられたことである可能性を主張。ユナイテッド側は否定した。

原告は、ユナイテッドの従業員が所有者の了承を得ず、検視が行われないままサイモンを火葬したとし、14ページにわたる訴状で「(サイモンの)死亡状況および死因には疑問点が多々ある」とした。その上で、ユナイテッドの動物空輸において失態が相次いでいることを指摘し、補償と損害賠償を求めている。

ユナイテッド航空の広報担当者は声明で「われわれは、サイモンの死を悲しんでいる。現在訴訟の内容を検討中」と述べた。