平成29年度秋季公演「松竹大歌舞伎」製作発表に出席した中村獅童

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 歌舞伎俳優の中村獅童(44)が28日、都内のホテルで行われた11月の「松竹大歌舞伎」製作発表に出席。5月に初期の肺腺がんを公表し、6月に切除手術を受けた獅童は退院後、初の公の場。

 獅童は「七月大歌舞伎」の出演を病気治療のため取りやめた。同公演では狂言「駄右衛門花御所異聞」で市川海老蔵(38)と長男・勸玄(かんげん)くん(4)が親子共演。妻・小林麻央さん(享年34)との別れを乗り越え、27日まで25日間を見事完走した。

 海老蔵について獅童は「彼は本当に、大変だったと思います」と気遣い、「家族のことがあったり、そういった中でもいつも僕の病気のことをいつも気にかけてくれた。自分の家族のことも大変な中、僕にも勇気を与えてくれた。一生忘れない。友情っていうのですかね」と感謝。さらに26日に歌舞伎座で海老蔵と直接対面したことを明かし、「あまり細かくああだ、こうだという話はしないですけど、芝居のことですとか(話した)。来年早々には一緒に共演できる舞台もあると思う」と話した。

 再会時の海老蔵からの最初の言葉について「海老蔵くん、面白いんです。楽屋に入ったら『おう、お前、妊娠したか?』って。『俺が妊娠するわけねーだろ!』って(返した)。(芸能情報は)意外と詳しいんです」と明かした獅童。海老蔵から「幹弘(獅童の本名)、大丈夫かって!」と声をかけられたといい、「僕の方が6つぐらい年上なんですけどね。やっぱり迫力がありますからね。世の中の皆さんも意外と、海老蔵さんのほうが年上だと思っているみたいですけど…。友達ですけど、一応、僕の方がちょっと先輩ということを言わせてください」と笑わせつつ、最後は「子供の時から一緒にいますから、大親友です。どんな時でも笑顔を絶やさず、明るい気持ちにしてくれる」と感謝を忘れなかった。