学生の窓口編集部

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バイトの面接へは、何分前に到着した方がいいのでしょうか? 早すぎて時間を持て余して困りますし、ギリギリに到着したのでは、面接担当のスタッフに悪い印象を与えてしまいます。遅刻などはもってのほか。そんなことを考えると、ついつい早めにスケジュールを予定してしまうかもしれません。

ここではバイトの面接におけるさまざまな注意点を踏まえつつ、落ち着いて面接に臨める知識やテクニックを伝授します。

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■バイトの面接は何分前に到着するのがベスト?


バイトの面接には面接時間の5分前に到着するのがベストです。余裕を持って5分前に会場に到着できるように、10分前には会場近くで待機しておくようにしましょう。面接会場には入らないで、時間がつぶせる近くの公園などで5分前になるまで過ごしてください。

早すぎる到着は、面接会場のスタッフに迷惑です。また、遅刻した場合はバイトの採用自体が危ぶまれます。ですから、少し早めに会場近くに到着して待機するようにしてください。


<面接担当経験者からひと言>

面接に早く来られるバイト希望者の中には、「1時間前に到着してしまいました」と言って面接会場で待つ人がたまにいます。遅刻するよりはいいのですが、早すぎる人も常識がないという印象を受けてしまいがちです。面接がはじまる5分前にきちんと会場に到着して、受付で丁寧に挨拶ができる人は、その時点で他の人よりも一歩リードしています。


■やむを得ずバイトの面接に遅刻しそうな場合はどうする?

バイトの面接での遅刻はマナー違反で、絶対に避けなくてはいけませんが、交通機関のトラブルなどやむを得ない理由で遅刻する場合には、面接を約束している担当の方へ連絡するようにしましょう。約束の時間が守れなかったことへのお詫びと、どれくらい遅れるのか、「何時何分には到着できます」と、はっきり伝えるようにしてください。そして、遅れても面接してもらえるかどうかも確認しておきましょう。


<面接に遅れる場合の電話連絡の事例>

あなた「恐れ入ります。本日、○時〇分に面接でお伺いする予定の○○○○(フルネームで)と申します。採用担当の○○様はいらっしゃいますでしょうか?」
受付スタッフ「はい、しばらくお待ちください」
「面接担当者「ただいま代わりました。面接担当の○○です。何かありましたか?」
あなた「○○様、本日○時〇分に面接の約束をしている○○○○(フルネームで)と申します。もうニュースでも報道されていてご存じかと思いますが、山手線が架線事故のため全線不通になっておりまして、これから地下鉄に乗り換えてそちらへ向かうところです。それで、誠に申し訳ございません。30分ほどお約束の時間よりも遅れてしまいます。○○時○○分には面接会場に到着しますが、その時間にうかがっても、面接を実施していただけますでしょうか?」
面接担当者「はい、そういった事情でしたら仕方ありません。それでは、○○時○○分にお待ちしておりますので、気を付けてお越しください」
あなた「ありがとうございます。できるだけ早くうかがいます。それでは失礼致します」


■会場近くに30分前に到着していることが理想

早めに自宅を出発しても、思いもよらないハプニングなどで面接時間に到着できないことがあります。30分くらいは余裕をもってスケジュールを組んでおいてもいいでしょう。

面接会場の近くに30分前に到着したら、必ず面接会場の前まで行って会場入口を確認しておくことが大切です。会場を確認してから、近所の公園やコンビニエンスストアなど、時間がつぶせそうな場所を探すようにしてください。面接開始5分前には会場に入り、落ち着いて面接に臨めるようにしておきましょう。



■上手な時間のつぶし方

面接会場に早く着きすぎた場合は、会社の関係者の目の届かない場所で時間をつぶすようにしましょう。人目に付きにくい公園で、本を読んで過ごす。または、面接に備えてスマートフォンで調べものをして過ごす。少し離れたコンビニエンスストアや書店などで過ごすのもおすすめです。ぼんやりしていて約束の時間ぎりぎりになっては本末転倒ですので、時間のチェックは怠らないようにしましょう。


■会場に到着して面接までの流れ

<会場に到着して面接まで>

面接会場には5分前に入るようにしてください。玄関で靴を脱ぐようになっている場合は、キレイに靴をそろえて上履きに履き替えます。受付では以下のように話、丁寧に会釈しましょう。

「こんにちは、○○社のバイト面接に伺いました、○○○○(フルネームで)と申します。本日はどうぞよろしくお願い致します」

受付スタッフの案内に従って、面接会場の控室に向かいます。控室では、順番が来るまで静かに待つようにしてください。

面接の順番がきたら、ドアの外でコンコン……と2回ドアをノックします。「どうぞ、お入りください」という言葉を聞いてから、静かにドアを開けて入室。入室したらドアに向いて静かに閉めます。そして面接担当者に向き直り、「失礼致します」と言って丁寧に一礼してからイスへ向かいましょう。

イスのところまで来たら、イスの右か左の立ちやすい場所に立ち、面接担当者に向かって「○○○○(フルネームで)と申します。本日はよろしくお願いいたします」と言って丁寧に一礼。面接担当者が「おかけください」と言うのを待って「はい、失礼いたします」と言って静かにイスに腰かけます。


<面接を終えて退室>

面接を終えたら、「本日はありがとうございました」と言って一礼し、イスから静かに立ち上がります。イスの横で「ありがとうとざいました」と面接官に言い、静かに出口へ向かいましょう。ドアの前で面接官に一礼し、「失礼いたします」と言ってドアを静かに開け、外に出てお辞儀をしながら静かに閉めます。

なお、受付の前を通る際には、受付スタッフに「ありがとうございました」と丁寧に挨拶をして会場を静かに出てください。

会場から出るまでが面接だと思ってください。会場を出ですぐにスマートフォンを操作するようなことも控えましょう。


面接担当者の目には、面接時間ギリギリになってバタバタ会場に到着する人や、早く着きすぎる人は、社会常識がない人だと映ります。きちんと5分前に会場に入り、受付で自己紹介をして丁寧に挨拶ができる人は、その時点ですでに合格点です。面接担当者の記憶や印象に残った方がいいのではないか? と考えている人が意外に多いようですが、それは間違いです。面接担当者は常識のある普通の人を採用したいと考えています。


バイトの面接では、スーツの着用は必要ありませんが、白系統の清潔感のある服装がおすすめです。バイトの業種にかかわらず、一番のポイントは清潔感があるかないか。爪先にも目がよく行きます。爪が伸びているようなら切ってから面接に臨むようにしましょう。

■面接前に緊張をほぐす効果的な方法


面接会場には少し早めに着くようにして、外で待ち、5分前になったら会場に入ります。面接会場の控え室では、静かに落ち着いて順番を待つようにしましょう。面接の前は誰でも緊張するものです。面接担当者だって慣れているとはいっても緊張しています。自然体で実力が発揮できるように緊張をほぐすコツを伝授しましょう。


<緊張をほぐすための深呼吸>

これはインドのヨガや禅宗などで用いられている呼吸法です。おへその少し下のあたりを丹田と言いますが、この部分に意識を集中して、息を吸い、ゆっくり吐き出すようにします。この呼吸を10回ほど、静かに繰り返すと、精神が安定して緊張がほぐれます。息を吐く時には、お腹の中の空気を全部吐き出すようにしましょう。


<筋弛緩法でリラックス>

緊張をほぐす方法として、肩などに力を入れて緊張させてから、がくんと力を抜く筋弛緩法があります。両肩を上にあげて10秒間、緊張状態にした後、一気に力を抜いてがくん肩を落とします。これを3回から5回ほど繰り返すと、自然に緊張感がほぐれます。


<イメージトレーニング法>

緊張感をほぐす方法として、イメージトレーニングも効果的です。面接を待つ控室などで面接のことを一旦忘れて、「週末はどんなことをして過ごそうか」「今度の休日には少し遠出でもしてみよう」「週末には彼氏(彼女)とドライブに行こうか」など、楽しいことを次々にイメージしてみましょう。気持ちも明るくなって、明るい気分で面接に臨めます。

面接を受ける人が緊張していたら、面接をする側にも伝わってきます。しかし、緊張している人を見て不愉快だと感じることはありません。それだけ、緊張感を持って面接に臨んでくれているのだと感じるものです。むしろ、落着きはらって余裕のある人の方が気になります。


■何度も言いますが、時間厳守は社会人としてのルール

くどいかもしれませんが、時間に遅れる、ルーズな人は社会人として信用されません。やむを得ない場合を除いて遅刻だけは、絶対に避けたいものです。

面接を担当していた経験から、面接時間に遅れて来た時点で、その人は不合格です。もちろん理由はあるのでしょうが、理由もなく遅刻する人もたまに見受けられます。そういう人はバイトでも遅刻が多くて、上司や周りのスタッフに迷惑をかけるのだろうなと想像してしまいます。面接時間にはくれぐれも遅刻はしないようにしましょう。


■まとめ

面接の担当者を経験した立場から、「バイトは面接時間何分前に行くべき?」というタイトルでまとめてみました。面接をしていると、印象に残ろうと奇抜な行動をとる人もいましたが、本当に面接官が採用したい人材は普通の人だということが、わかっていただけたのではないでしょうか。遅刻は問題外ですが、早く着きすぎて面接会場にそのまま入るのも、悪い印象を与えがちです。これから面接に臨む人は今回の記事を参考にして、対策を練ってください。


執筆:山下正之助(ナレッジ・リンクス)