仏パリのシャルル・ドゴール空港を離陸するエールフランスの旅客機(2014年8月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】仏航空大手エールフランス(Air France)は27日、パリ(Paris)のシャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)空港からデンマークへ向かう予定の乗客に別人の搭乗券が発券され、ギリシャ行きの旅客機に案内してしまう手違いがあったことを明らかにした。原因究明のため調査を行っているという。

 ブラジル・ポルトアレグレ(Porto Alegre)出身の准看護師、アナ・マリア・ビテンクール・マルケス(Ana Maria Bittencourt Marques)さん(45)は25日、デンマークの首都コペンハーゲン(Copenhagen)で休暇を過ごすため、シャルル・ドゴール空港からエールフランス機を利用した。

 ところが、到着したのはギリシャの首都アテネ(Athens)。マルケスさんがパリで受け取った搭乗券には、本来この機に乗る予定だったマリークリスティーヌ・ミダベヌ(Marie-Christine Midavaine)さんの名前が記載されていた。

「発券された搭乗券の名前が違っていた。急いでいたから確認する時間がなかった」とマルケスさん。搭乗口ではエールフランスの係員がマルケスさんの搭乗券とパスポートを確認していたが、記載された名前が違うことには気付かなかったという。

 マルケスさんは機内では寝ていたため、アテネ空港に到着後、ギリシャ文字を目にして初めて何かおかしいと気付いたと話している。結局、マルケスさんはエールフランスが用意した便でルクセンブルクを経由してコペンハーゲンに向かった。

 エールフランスはAFPに対し「25日にコペンハーゲン行きのエールフランス『AF1750便』に乗る予定だった乗客が、アテネ行きの『AF1232便』に乗った」と認めた。乗客の安全がおびやかされる状況はなかったものの、手違いが起きた原因について内部調査を行っているとしている。
【翻訳編集】AFPBB News