米大統領のボーイスカウト大会での政治的発言、連盟長が謝罪

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[ニューヨーク 27日 ロイター] - 米ボーイスカウト連盟のマイケル・サーバウ連盟長は27日、24日の全米大会でトランプ大統領の演説に「政治的レトリックが挿入された」として、会員に謝罪した。

連盟長は、連盟のウェブサイトに掲載された公開書簡で「大会の際に見られた政治的なレトリックによって不快な思いをした会員各位に対し、心よりお詫びを申し上げる。これは決してわれわれの意図したところではない」と述べた。

また、すべての米大統領は1937年以来4年に1度行われている全米大会には毎回、演説に招かれていると説明。ただし、ボーイスカウトは「断固として」超党派だと強調した。

共和党のトランプ大統領は、24日にウェストバージニア州で行われた大会で、12─18歳の少年数千人を含む4万人の参加者を前に演説。冒頭で連盟の大いなる努力と忍耐を賞賛した後、政治対立勢力への批判や「フェイク(偽)メディア」をやゆする話題に転換した。

民主党の政敵を標的とした攻撃やヘルスケア法の非難を交えた演説に対しては、スカウト出身者や保護者らから批判が殺到。演説の内容はボーイスカウトの価値観に抵触しており不適切だったとの発言が多数寄せられた。

一方、あらゆる形の政治的発言にさらされることはボーイスカウト発展の重要な一端を担っており、過剰反応だとの発言も少数あった。