過保護のカホコ|日本テレビ公式サイトより

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 高畑充希(25)が主演を務める『過保護のカホコ』(日本テレビ系)。27日に放送された第3話は前回よりも1.2ポイント上昇し、平均視聴率12.0%を記録した。今クールで一番続きが気になるドラマといっても過言ではないだろう。

 第3話では、麦野初(竹内涼真)に対する自分の恋心に気が付いたカホコ(高畑充希)が、一生懸命に奮闘する様子が描かれていた。環おばさん(中島ひろ子)や環の夫である衛(佐藤二郎)に恋のなれそめを聞いたり、父親・正高(時任三郎)に頼んで自分に似合う素敵な洋服を買いにいったり、ネットで恋愛を成就させる方法を検索して実践してみたり、初めてお弁当作りに挑戦したりと、なんともほほえましい。

 初回の放送直後は、「カホコがただのおかしい人に見える」「障害者みたい」という声が多かったが、今となってはそれが愛嬌として視聴者にも受け入れられ、カホコの恋を応援したいという人の方が圧倒的に多いようだ。

 しかし、カホコの恋路を邪魔するのが母親・泉(黒木瞳)の存在。常にカホコの行動を監視・詮索している姿はまさにホラー。自分の思い通りにカホコをコントロールしようとする姿が黒木瞳の実子の騒動と重なって見えることも不気味さを増している原因と言えるだろう。

 こんな風に主従関係がはっきりと出来上がっていた母親とカホコに、人生最大の転機が訪れた。それはカホコが初めて母親に逆らったからだ。「麦野に会うな」とカホコに言い聞かせていた泉だったが、カホコが隠れて麦野に会っていたことを知ると、麦野の悪口を並び立てまるで麦野が加害者で自分は被害者というような言いがかりをつける。これにカホコの我慢が爆発し、「私の悪口は言ってもいいけど麦野くんの悪口は言わないで!」と母親に負けまいと早口でまくし立てて応戦。最終的には「うるさい!うるさい!うるさい!これ以上カホコの邪魔はしないで!」と、持っていたバッグを床に叩きつけて、家を出ていってしまったのだ。

 このシーンに視聴者は「カホコよく言った!」と、初めてのカホコの反抗期にスッキリとしたようだ。だが、そのままの勢いで麦野に会いに行き「カホコが好きなのは初くんなの」と告白してしまったカホコ。ここでエンディングを迎えた訳だが、予告では「ごめん、無理」とはっきり断られているシーンも放送され、早くも「カホコ失恋か?」と視聴者を心配させる結果となっている。

 カホコの初恋だと思われるだけに恋が実るように応援したい気持ちだが、今のところ麦野とカホコの関係は、兄と妹のような関係。今後もカホコの成長ぶりや恋模様など気になる要素が満載で、早くもドラマ終了後の“カホコロス”を心配する声も聞こえてくる。最大の難関である母親を前にして、2人の関係はどう変化していくのか楽しみだ。

文・吉本あや