ミック・ジャガー、約10年ぶりとなるソロシングルを急遽リリース

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 ザ・ローリング・ストーンズのフロントマン、ミック・ジャガーが、2007年のプロモ・シングル以来約10年ぶりとなるソロ名義のシングル「ガッタ・ゲット・ア・グリップ/イングランド・ロスト」を本日2017年7月28日にCDショップ及び音楽配信サイトにて緊急発売した。

 今作は発売に際して一切の告知がないサプライズ・リリースとなっており、7月28日からCDショップと主要音楽配信サイトでの発売が開始。配信限定で5曲入りのリミックス「ガッタ・ゲット・ア・グリップ/イングランド・ロスト ― リイマジンド」も同時発売となり、こちらにはミックが最近はまっている若手アーティストの一人で、今UKで最も勢いのあるグライムMCのスケプタが参加している。シングルを2曲だけリリースしたことについてミックは、「この2曲を書き始めたのは4月で、これらをすぐに出したかった。アルバム1枚を作るとなるとかなり長い時間がかかる。レコーディングが終わった後でもレコード会社の準備期間とか、世界リリースの段取りとかがあるからね。別の方法でクリエイティヴなことをやるのはいつでも新鮮な気持ちになれる。即座にレコーディングして、リリースするなんていうのは、ちょっとだけ、そういうことを今よりも気軽に自由にやっていた昔に戻ったような気分になった。とにかく来年まで待ちたくはなかったんだ。でないともしかするとこの2曲のインパクトが薄れて、意味がなくなってしまうかもしれないから」と明かしている。

 また、ザ・ラスト・シャドウ・パペッツやクラクソンズの映像作品を手掛けてきたサーム・ファラマンドが監督した「ガッタ・ゲット・ア・グリップ」と「イングランド・ロスト」の2曲のミュージック・ビデオも公開。「ガッタ・ゲット・ア・グリップ」には米TVドラマ『ガールズ』に出演している女優のジェマイマ・カーク、「イングランド・ロスト」には、『美女と野獣』でガストン役を演じたルーク・エヴァンスが出演している。

 「イングランド・ロスト」についてミックは、「うわべは、イギリスのサッカーチームの負け試合を見に行ったという内容だけど、タイトルを書いた時に、それだけでは終わらないなと思った。歴史的にも困難な時代を生きているという気持ちについて歌っている。不可知状態で、自分たちがどこにいるのか分からずに、不安に思う気持ち。書いている時にはそう思っていた。僕はあまり生真面目に取り組むのは好きではないから、もちろんユーモアも含まれている、でも僕たちの国の抱える脆弱さなどにも触れている」と語り、「『イングランド・ロスト』を書き始めた時から、イギリス人のラッパーに参加してもらおうと思っていた。そして突然の誘いにも関わらず、スケプタが参加してくれた。彼のパフォーマンスは最高だったよ」と共演者スケプタについても語っている。ちなみにミック曰く、最近プレイリストに追加したのは、「ケンドリック・ラマー、スケプタ、モーツァルト、ハウリン・ウルフ、テーム・インパラ、あまり知られていないプリンスのアルバム曲、そしてヴァレンタイン・ブラザーズのクラシック・ソウルの曲」だそうだ。74歳になったばかりのミック・ジャガー、まだまだ止まることはないようだ。


◎リリース情報
シングルCD『ガッタ・ゲット・ア・グリップ/イングランド・ロスト』
2017/7/28 RELEASE
UICY-5133 740円(tax out.)

『ガッタ・ゲット・ア・グリップ/イングランド・ロスト ― リイマジンド』(5曲入りリミックス版)
各サイトにて配信中

◎「ガッタ・ゲット・ア・グリップ」 ミュージック・ビデオ
https://youtu.be/rYw6FxEGDCY

◎「イングランド・ロスト」 ミュージック・ビデオ
https://youtu.be/98gj0z0RkXE