中国では最近、「黒科技」という言葉が流行している。日本語としてはブラックテクノロジーと訳されるが、中国では「画期的で、先進的な技術」という意味合いで使われている。もともとは日本のライトノベルから生まれた言葉が中国に入ったもので、「存在しない技術」という原義から大きく派生して「驚くべきハイテク」を指すようになった。(イメージ写真提供:(C)Richard Schneider/123RF)

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 中国では最近、「黒科技」という言葉が流行している。日本語としてはブラックテクノロジーと訳されるが、中国では「画期的で、先進的な技術」という意味合いで使われている。もともとは日本のライトノベルから生まれた言葉が中国に入ったもので、「存在しない技術」という原義から大きく派生して「驚くべきハイテク」を指すようになった。
 
 科学技術が目覚ましい進歩を見せている中国からみても、日本はずっと先を行っており、日本のブラックテクノロジーには「感心せざるを得ない」と感じるという。中国メディアの今日頭条は25日、「これを見れば日本が世界を何十年もリードしているがよく分かるだろう」と題して、日本の次世代的先端技術の数々を紹介した。
 
 その1つがロボットの分野だ。東京には「ロボットレストラン」があり、未来型ロボットと美女のきらびやかなショーで有名だ。ロボットがフロントを担当しているホテルや、ロボットが接客を担当し、席の案内から注文まで受ける寿司店を紹介した。さらにはトヨタのコミュニケーションロボット「kirobo mini」には、人の表情を識別する能力があり、気持ちを読み取って話の内容を進めることまで可能だ。記事は、高齢者などにとって癒しになると感心した。
 
 先端技術は家庭の中にも見られる。普段はガラスとしてインテリアに溶け込む、次世代型「透明ディスプレイテレビ」や、尿糖値・血圧・体重などまで測定できる高機能便座も開発されていると伝えた。さらに、「スマートミラー」、「曲げられる電池」、認知症高齢者の徘徊対策となる「爪に貼れるQRコードのシール」といった最新技術を紹介。いずれも生活をより快適・安全にしてくれること間違いない。
 
 ほかにも、「人工流れ星計画」、立体的な映像が空中に浮かんで見える「ホログラム」、100個のLEDを搭載した「光る靴」、ギネスブックにも登録された時速603キロを達成した「リニア車両」、水しか排出しない「水素自動車」、「全自動の自転車地下駐輪場」などで、日本はもしかしたらある面では世界の最前線にいるのかもしれないと結論づけた。日本で次々と開発されるこうした科学技術には夢があると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Richard Schneider/123RF)