競馬場を走る馬(2017年4月7日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英国の競馬場で行われたレースで27日、出走予定以外の馬が入り込み勝利するという出来事があった。経緯を調べるための調査も行われているという。

 英東部ヤーマス(Yarmouth)競馬場での第1レースで、チャーリー・ マクブライド(Charlie McBride)氏が調教した「マンダリンプリンセス(Mandarin Princess)」が、オッズ50‐1(51倍)で勝利し、会場は歓声に沸いた。だが、実際に勝利したのはマンダリンプリンセスと同じ厩舎(きゅうしゃ)に所属する別の馬「ミリーズキス(Millie's Kiss)」だった。

 レースについて、英国競馬統括機構(British Horseracing Authority、BHA)は、「馬はミリーズキスであり、同調教師の別の第4レースの出走馬であることが確認された」と声明で明らかにした。

 出走馬の確認で誤りが生じたレースとなったが、結果は有効となる見通し。

 裁決委員のトニー・マクグローン(Tony McGlone)氏は英競馬専門チャンネル「アット・ザ・レーシズ(At The Races)」に対し、「出走馬全頭、厩舎(きゅうしゃ)での通常通りの検査を受け、それぞれの馬房に配置されていた」と述べた。

「チャーリー・ マクブライドが調教したこの2頭は、それぞれ馬房が与えられた」と同氏。また「マクブライド氏はサドルを取りに検量室に行ったが、少し遅れたため急いでいた」ことを明らかにし、その後「担当者が馬を厩舎から装鞍所に移動させ、マクブライド氏がサドルを付けて出走。勝利した」と続けた。

 マクグローン氏によると、レース後の検査で別の馬だったということが初めて判明したのだという。
【翻訳編集】AFPBB News