毎日暑いですねぇ〜。冷房の効いた映画館は、常夏のパラダイス!
ということで、今回はトム・クルーズのあっつ〜いアクションが楽しめる映画『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』を紹介します。

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』 監督:アレックス・カーツマン、 出演:トム・クルーズ、アナベル・ウォーリス、 ソフィア・ブテラ、ジェニー・ハルジー、 ジェイク・ジョンソン、ラッセル・クロウほか。© Universal Pictures 7月28日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー

ストーリー:米軍関係者のニック(トム・クルーズ)と考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)は、地下空洞に隠された巨大な棺を発見。棺をイギリスへ輸送し、調査を進めようとするが、飛行機は墜落。
墜落事故で即死したはずのニックは、なぜか無傷で復活。棺には5000年前のエジプトでファラオに裏切られ、復讐のために悪の化身となった王女アマネットが封印されていた。
王女はニックを操り、永い眠りから目覚めようとしていた……。

考古学者のジェニーを演じるアナベル・ウォーリス。 イギリスの女優さんです。©Universal Picture

という本作。一体どこが見どころなのでしょうか。分析してみましょう!

小ずるい盗人トム様が意外と新鮮!

お宝頂戴しようぜ!と敵地に乗り込むトム様。 ©Universal Picture

トム・クルーズが砂漠に……というと『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のドバイタワーのシーンを思い出しますが、今回のトム様が演じるニックは、古代エジプトの宝を盗もうとする小ずるい男。

考古学をテーマした映画といえば、『インディ・ジョーンズ』や『ハムナプトラ』シリーズが有名ですが、どのシリーズも主人公がコミカルでしたよね。
本作も同じく、今回のトム様は笑える演技を披露してくれます。

敵に囲まれて絶体絶命なのに、全くのノーアイデアだったり、ボスに怒られた時は、考古学者のジェニーを楯にして逃げようとするし。まぁ、やることが小ずるくて浅はかなんですよ。

「この棺も高く売れそうだな。あれ、何か俺、幻覚が見えるぞ」とたじろぐニック。©Universal Picture 

いつも誰かを助けてきたトム様が、今回はチャラい男を演じている。
そこに違和感を感じるファンもいるでしょうが、まぁ、ここはトム様のがんばりを称えましょう。

ゾンビ好きはゾクゾク必至!  

本作のもうひとつの見どころがゾンビ&VFX。
王女は5000年前に生きたままミイラにされ棺に封じ込められたので、恨みつらみも5000年分詰まっています。復活した途端に、王女のパワーは止まりません。

逃がさないわよ!気迫の王女 ©Universal Picture

この王女様、クモ、ネズミ、カラスとあらゆる動物を操り、人間の精気を吸い取ります。
トム様演じるニックに呪いをかけ「私こそが生き神となるのよ!」と意気込みます。さらには王女のひと声で、死者もグイグイと生き返り、皆でこぞってニックを追い詰めるんです。

このゾンビたちが、そこそこ強い!
下半身を切られても上半身だけで攻めてくるし、水中も服を着たまま、骸骨の状態で泳ぎまくります。ゾンビって肉がないから、水の抵抗が少ないのか?泳ぐのもまぁまぁ早いです。

実はこのゾンビ達、ダンサーでもある俳優さんを起用したのだそう。
皆さん、なかなか巧みな動き方をしているので、ゾンビ好きはしっかり見て下さいね。

ラブシーンに見えるけど、実は命の駆け引き中です。 ©Universal Picture

そして、王女役のソフィア・ブテラもダンサーとしてマドンナのツアーに参加したという経歴の持ち主。ソフィアの柔軟なアクションも必見ですし、バツグンのスタイル&ぱっつん前髪がキュートなんです。
恨みたっぷりの王女ですが、とにかく美しいので見とれちゃいます。

ゾンビメイクや王女の体が進化する姿、砂嵐がロンドンを襲うシーンはVFXが巧みに使われているのでここもしっかり見ておきましょう!

映画を楽しむ新キーワード「プロディジウム」!

ジキル博士役で登場するラッセル・クロウ。 かなり肥大してますが、声は渋くてかっこいい! ©Universal Picture

『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』には、秘密組織「プロディジウム」を牛耳るジキル博士役として、ラッセル・クロウも出演しています。
「プロディジウム」とは、この世に存在する悪を識別、分析、拘束、破壊するために作られた秘密組織。

秘密組織「プロディジウム」で王女を拘束。 ©Universal Picture

捕らえた王女をここで拘束して調査をしようともくろむジキル博士は、皆さん周知の「ジキルとハイド」のあのジキルなんです。当然、ハイドに豹変するシーンも出てきますよ。

この「プロディジウム」という言葉、今のうちの覚えておくといいですよ。
というのも、ユニバーサル・ピクチャーズは、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』を皮切りにクラシック・モンスターを復活させる「ダーク・ユニバース」プロジェクトをスタート。

ダーク・ユニバースのサイトにジャンプすると、トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ、ラッセル・クロウとともに、ハビデル・バルデム、ジョニー・デップの姿が!豪華すぎるだろ〜、こんなカット滅多に見られません。

ジキルのこと、覚えておいてね。今後も出演ありそうですよ。©Universal Picture 

実は、ユニバーサル・ピクチャーズは1930年代を皮切りに『フランケンシュタイン』(1931)、『ミイラ再生』(1932)、『透明人間』(1933)、『狼男』(1941・日本未公開)、『大アマゾンの半魚人』(1954)といったモンスタームービーを制作してきました。

包帯ぐるぐる巻きのミイラや、首にネジをつけたフランケンシュタイン、毛むくじゃらの狼男のビジュアルは、ユニバーサル・ピクチャーズが手がけたものなのだそう。

ユニバーサル・モンスターズと呼ばれた、これらの怪物達を現代によみがえらせよう!というのが「ダーク・ユニバース」プロジェクトなんです。

その一発目の作品が『ミイラ再生』のリバイバルとして制作された『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』なんですね。

さらに今後は透明人間をジョニー・デップが、フランケンシュタインをハビエル・バルデムが演じることが決定!

ジョニデが透明人間って、ほとんど顔見えないじゃん! もったいない!バルデムって顔つきがそもそもフランケンシュタインっぽいから、特殊メイクも早く終わるのかな……と色々思うところはありますが、どんな映画になるのかワクワクですね。

この「ダーク・ユニバース」作品をつなぎ合わせるのが、秘密組織「プロディジウム」のジキル博士なんだそう。『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』でもナレーションを勤めているのはジキル博士ですから、今後も、ラッセル・クロウはジキル博士として透明人間、フランケンシュタインにも出演することでしょう。

トム様演じるニックも新たなモンスターヒーローになるかも! ©Universal Picture