中国は日本同様、多くの地域においてコメを主食とする食文化を持つ国である。その中国に、日本から高品質な輸出する動きが本格化しようとしている。中国メディア・今日頭条は25日「食糧不足の日本がどうして中国に輸出するのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国は日本同様、多くの地域においてコメを主食とする食文化を持つ国である。その中国に、日本から高品質な輸出する動きが本格化しようとしている。中国メディア・今日頭条は25日「食糧不足の日本がどうして中国に輸出するのか」とする記事を掲載した。
 
 記事は、中国はコメの年間消費量が1億トンと日本のコメ生産量の約20倍に相当する巨大市場であり、日本が対中国コメ輸出拡大に向けた協議をスタートさせていると紹介。今年5月に北京で開かれた「一帯一路国際協力サミット」に出席した自民党の二階俊博幹事長が、中国高官に対して日本のコメを売り込み、中国側から「速やかに検査関係者を日本に派遣する」との回答を得たと伝えた。
 
 一方で「日本は実は極度に食糧が不足している国であり、食糧自給率が最低レベルの国なのだ。日本の食糧自給率はG7の中で最低の39%にとどまっており、しかも低下傾向にある」と指摘。自給の食糧が減少するなかで、どうして日本はコメを中国に輸出したがっているのかと疑問を呈した。
 
 その答えとして記事は「中国の消費者は日本のコメを好む傾向にあるが、日本国内ではコメは人気がないのだ」と説明。日本の食用コメ栽培面積は年々減少し、これに伴い生産量も低下しているとしたうえで、少子高齢化の深刻化と日本人の飲食習慣の変化が大きな原因になっていると解説。「国内で売れないため、中国で売り出すという差し迫った願いが伺えるのだ」と伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)