米ホワイトハウスのアンソニー・スカラムチ広報部長(中央)と、スティーブ・バノン首席戦略官・上級顧問(左)、ラインス・プリーバス大統領首席補佐官(2017年7月27日作成)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】(更新)米ホワイトハウス(White House)の広報部長に就任したアンソニー・スカラムチ(Anthony Scaramucci)氏は26日夜、米誌ニューヨーカー(New Yorker)のインタビューで、ラインス・プリーバス(Reince Priebus)大統領首席補佐官とスティーブ・バノン(Steve Bannon)首席戦略官・上級顧問を口汚くののしった。

「ラインスは妄想型の統合失調症を病んだ、いまいましいやつだ。偏執症だよ」。スカラムチ氏は野卑な表現を多用した批判を長々と展開する中でこう述べ、政府からの情報流出が続く責任もプリーバス氏にあると非難した。

 さらに「彼らは私に抵抗しようとしているが、うまくいかないだろう」とも語り、プリーバス氏は近く辞任するはずだとの見方も示した。

 バノン氏についても極めて下品な言葉遣いで、自分の利益のためにホワイトハウスで働いていると非難。「私はバノンとは違う」「大統領の威光をかさに着て自分の名を売ろうとはしない。この国に仕えるためにここにいる」などと主張した。

 ニューヨーク(New York)の投資家で富豪のスカラムチ氏は、トランプ氏の利益に沿うことを誓い、ひどく基盤のぐらついている政権の立て直しを掲げて着任した。プリーバス氏の後任とも目されていたが、放送禁止用語満載の今回のインタビューを受けて、いつまでホワイトハウスに在職できるか疑問の声が出てきそうだ。

 スカラムチ氏は一連の発言について謝罪していない。ただ、今後は言葉遣いに配慮する意向は示し、「私はときどき下品な言葉を使ってしまう。これからは職務上では自制するが、トランプ大統領の課題のため熱心に闘うことはやめない」とツイッター(Twitter)で表明。「記者を信用したのが間違いだった」ともツイートした。

 ホワイトハウスのサラ・サンダース(Sarah Sanders)報道官は、スカラムチ氏が「下品な言葉を使った」ことは認めた一方、そうしたことは二度と起きないだろうと述べている。
【翻訳編集】AFPBB News