7月27日の朝日新聞朝刊に、米CNN社長ジェフ・ズッカー氏のインタビューが掲載された。ズッカー氏は、トランプ氏の“フェイクニュース”発言について、「本当のフェイクではなく、自分が気に入らない報道や考えを指している」「多くの人はそのことを理解している」と批判したほか、「トランプ氏が唯一実現したことは米国のジャーナリズムを再び偉大にしたことだ」とコメントしている。

 27日放送の『けやきヒル’sNEWS』(AbemaTV・平日12時〜)ではこの事例を取り上げ、コメンテーターとして出演したハフポスト日本版編集長の竹下隆一郎氏が、日本メディアと海外メディアで“批判”へのスタンスに違いがあることを説明した。

 自民党・二階俊博幹事長の「批判には耳を貸さない。くだらないことは切り捨て世界に目を開いて頑張っていくべき」という発言を取り上げ、逆に「世界に目を向けるとちゃんと批判している。メディアの社長が他国のメディアに出て、自国のトップを批判するのはなかなかない。でも、しっかりとした言葉で自分たちのスタンスを明らかにして、『私たちは反トランプだ』ということを述べている」と話す竹下氏。

 また、「他国のメディアは覚悟がある」としたうえで、「日本のメディアはどうしても対象に近づこうとする。その人が本当に何を持っているのか、その人を描こうとするメディアが多い。アメリカの場合は突き放す。トランプさんが考えていることは突き詰めれば分かる、それについて論評するのがアメリカのメディア。突き放して批判対象としてみる。読者からも期待されている」との考えを述べた。

 竹下氏は、「アメリカはスタンスが明確で、言論の自由を大事にしている。ときには大統領に立ち向かう、場の空気を乱してでも大事なことを言うんだ、ということを大事にしている」と、アメリカメディアの読み易さについても主張した。

(AbemaTV/『けやきヒル’sNEWS』より)

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