涙の巻き返しで20位に浮上した三浦桃香

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 ◇女子ゴルフ最終プロテスト第3日(2017年7月27日 富山県射水市 小杉カントリークラブ=6397ヤード、パー72)

 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、53位発進だった三浦桃香(18=フリー)がプロテスト合格圏内の20位に浮上した。第2、3ラウンドともに70をマークし通算1アンダー。20位タイまでが合格する最終日に臨む。立浦葉由乃(20=フリー)が通算10アンダーで単独首位に浮上。通算9オーバー、86人が決勝ラウンドに進んだ。

 泣きそうな心境ではなく、実際に泣いてしまった。第1ラウンド53位から、第2ラウンドで70を出し迎えた三浦の第3ラウンド。スタートの1番パー4でいきなりダブルボギーを叩くと、3番でもスコアを落とし、通算4オーバーまで後退。4番のティーグラウンドへ向かう途中、大きな目から思わず涙がこぼれ落ちた。

 ただ、この涙が切り替えのスイッチになった。「打ってもいいから、大きいゴルフをしよう」。6番で5メートル、7番で6メートルのバーディーパットを入れると、9番パー4はティーショットを引っかけたが、2・5メートルに寄せてバーディー。後半も2つ伸ばして、笑顔が戻った。

 勝みなみと同学年で高1のツアー初挑戦から2試合連続でベストアマチュアを獲得。豪快な飛ばしっぷりも魅力で一躍注目を集めた。しかし、それ以降はツアーで結果が出ず、5月のプロテスト2次予選直前には自動車で移動中、追突される事故に遭う不運もあった。トラブルを乗り越えてたどりついた決戦の舞台。「明日も楽しく回りたい」。長い手足と愛らしい顔のアイドル候補は無欲で最終日に臨む。