3番、ティーショットを打つ有村智恵

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 ◇女子ゴルフツアー 大東建託いい部屋ネット・レディース第1日(2017年7月27日 山梨県鳴沢村 鳴沢ゴルフ倶楽部=6587ヤード、パー72)

 12年シーズンを最後に優勝から遠ざかっている有村智恵(29=日本HP)が6バーディー、1ボギーの67で回り、首位のキム・ハヌル(28=韓国)に3打差の6位につけた。首位に1打差の2位には前田陽子(32=伊藤園)が続いている。

 立ち上がりからショットが切れた。2番でバーディーを先行させた有村は続く3番で2メートルを外しボギーとしたものの、4番で5メートルを沈めるとアイアンがピンに絡みだす。8番は1・5メートル、後半の3バーディーは全て2メートル前後につけた。

 「ティーショットが安定し、大きなミスもなかった。フェアウエーを外してもバーディーが取れたし」。67はニッポンハム・レディース(7月7〜9日)初日と並ぶ今季ベストスコアで及第点をつけた。

 09年に5勝、11年と12年には3勝ずつを挙げた。だが、13年から本格参戦した米ツアーでは勝てず、昨季途中に撤退。昨年の賞金ランキングは80位に終わった。日本ツアー最終予選を経て戦っている今季も同ランク65位と苦戦。ヤマハ・レディース葛城(3月30日〜4月2日)の11位が最高と全盛期には程遠い状態が続いている。

 これまではショットが安定せずに、結果につながらない状態が続いていた。ニッポンハム・レディースでも6位でスタートしながら2日目に74と急降下した。「2日目に崩れたり、優勝争いに絡みそうになると崩れてしまう」と不安は完全には消えないが、「ショット力、判断力が上がってきている」と確かな手応えが残った。

 前週は欠場して休養に充てるつもりだったが、ついつい予定以上のトレーニングをこなしてしまい「逆に疲労を残す結果となってしまった」と苦笑い。それだけ復活へ懸ける思いは強い。5シーズンぶりの勝利へ。「小さな自信を大きな自信に変えていきたい」と前を見据えて語った。