宣銅烈氏=27日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国野球委員会(KBO)は24日、2020年の東京五輪まで韓国代表を率いる専任監督に宣銅烈(ソン・ドンヨル)氏(54)が就任すると発表した。

 宣氏は27日、ソウル市内のホテルで聯合ニュースのインタビューに応じ、チームの安定運営と効率的な選手選抜・管理を目指し新たに導入された専任監督としての抱負などについて話した。
 11月16〜19日に東京ドームで開催される韓国と日本、台湾の代表チームによる「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」でデビューし、韓国代表の指揮を執ることになる宣氏は18年のジャカルタ・アジア大会、19年の世界野球プレミア12、20年の東京五輪まで続けてプレーできる選手が何人か登場してほしいと期待を示した。
 以下は一問一答。
――プロチームの監督ではなく、韓国代表監督を引き受けると決めた理由は。
「(プロ野球の)サムスンライオンズと起亜タイガースで10年間監督を務めた。プロチームと違い代表チームの監督は名誉職だ。現在はプロ野球が停滞した状況で、以前に比べ良い選手も多くは出ない。国際大会でも(代表チームの成績が)良くない方に向かっている。
 代表チームの監督は冒険だが、誰かが引き受けなければならない。責任を感じ、代表チームの監督をやってみる必要があると考えた。KBOからオファーを受け、2週間いろいろと考えた。負担も感じるが一度挑戦してみようと思った。
 また、金寅植(キム・インシク)前監督が国民から認められた監督だったため、初の専任監督として金前監督の名声を落とさないよう、さらに良い成績を残さなければならないというプレッシャーも感じる。
 個人的には代表チームで良い成績が出せなければ、私が戻ることができるプロチームがなくなる可能性もあると考えている。さまざまな面で容易ではないが、気楽に考えたい」
――3月に行われた野球の国・地域別対抗戦、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で韓国代表が振るわなかったことは今回の監督就任に影響したか。
「今回のWBC代表チームの成績が良くなかった。やはりメジャーリーグでの経験がある選手たちが出場し、実力に違いがあったのは確かだ。当時、代表チームのピッチングコーチだった私がもう少しうまくやっていれば、1次リーグを勝ち残り、東京での2次リーグまでは行けたのではないかと考えたこともあった。代表チームも一度、名誉を回復させなければならないと考え、専任監督を引き受けることにした」
――早くもジャカルタ・アジア大会の準備に取り掛かるのか。
「最高の選手でチームを作り上げる。ベテランの経験は無視できない。若い選手たちと調和を作り出すことができる最適な選手でチームを構成する」
――代表チームの監督とプロチームの監督の根本的な違いは。
「長期にわたるペナントレースを戦うプロチームの監督と、短期戦に集中しなければならない代表チームの監督は明確に異なる。プロチームで10年間過ごし長期的な野球をしたが、次はわが国の最高の選手を連れて短期戦に重点を置く野球をしなければならない。
 短期戦では先発投手が自分の役割を果たせば最も良い。だが野球は理論通りには進行しない。先発投手が崩れた場合、二番手の投手が2〜3イニングを無失点で止めれば、反撃するチャンスができる。点数をさらに多く取られればもとに戻すのは容易でない。
 各国代表の選手が激突する国際大会では2〜3点をひっくり返すことが容易ではない。代表チームの監督として適材適所に投手をどれだけうまくつなぐかに集中するつもりだ。これまでは投手交代を早めて良い結果が出ることが多かった」
yugiri@yna.co.kr