仏中部オルレアンで、フランスの市民権を得て、エマニュエル・マクロン大統領(左)の横で喜ぶ女性(2017年7月27日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は27日、欧州への渡航を試みる難民申請者のために手続きを行う施設をリビアに設置する考えを明らかにした。リビアは、密航業者の粗悪なボートで地中海(Mediterranean Sea)を渡って欧州に向かうアフリカ人移民たちの主要な出航地となっている。

 マクロン氏は、「このアイデアは、難民資格がないにもかかわらず、人びとが常軌を逸した危険を冒すのを回避するための拠点づくりを意図している」と説明。今夏中にも設置したい意向を明らかにした。

 マクロン氏は今週、リビアの二大対立勢力がパリ(Paris)で行った協議を仲介し、停戦と選挙実施に向けた取り組みを進める合意にこぎ着けた。同氏は今回の合意により、5年におよぶ内戦がもたらしたリビアの混乱に終止符を打ち、移民の流出を食い止めるようになることを望むと語った。

 国連(UN)傘下の国際移住機関(IOM)によると、今年に入って10万人以上がリビアから船で地中海を渡ろうと試み、2300人以上が水死したという。
【翻訳編集】AFPBB News