LINEアプリから吉野家やKFCを注文!「LINEデリマ」は全国14000店舗のメニューに対応

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LINEは7月26日、LINEアプリ上でフードメニューの注文ができるデリバリーサービス「LINEデリマ」を開始しました。

宅配ポータルサイトの「出前館」を運営する夢の創造委員会とLINEは、2016年5月に業務提携を行い、今回、出前館の持つネットワークを活用してサービスの全国展開を行います。

一人暮らしの増加や女性の社会進出により、ますます需要が高まっているデリバリー市場で「LINEデリマ」はどのようにサービスを展開していくのでしょうか。

 

■LINEデリマのサービスとは

LINEデリマには、吉野家やKFC、銀のさら、バーミヤンなど、和洋中さまざまな企業が参加しており、全国約14000店舗からあらゆるジャンルのメニューが注文できます。

LINEデリマを利用する際は、新たにアプリをダウンロードする必要はなし。LINEアプリ内の「その他」から「LINEデリマ」を選ぶと利用できます。

アプリ以外にも、LINEデリマの公式アカウント(@linedelima)とのトーク上でチャットすることにより店舗検索も可能です。例えば、「ピザ」とひとことメッセージを送ると、「ピザのお店はこちらです!」と、出前ができる現在地周辺のピザ屋を教えてくれます。

そのほか、食べたいジャンルや人気メニューのランキングなどから探すこともできます。

支払いは、クレジットカードとLINE Payに対応。LINEデリマから注文すると、「LINEポイント」を受け取ることができ、溜まったポイントは、“1ポイント=1円”として出前の支払いに使えます。また、溜まったポイントは「LINEコイン」に交換して、スタンプを購入することも可能です。

配達は登録店舗の出前スタッフのほかに、出前館の「シェアリングデリバリーサービス」を活用。同サービスは、出前館と新聞配達店が提携し、新聞配達店のバイクや人を活用することで、デリバリー機能を持たない店舗でもサービスの提供を可能にします。

 

■「絶妙出前チャレンジ」企画もスタート

加盟店やLINEデリマのスタッフが、LINEデリマでできる注文にアレンジを加えたおすすめレシピを紹介する独自企画「絶妙出前チャレンジ」もLINEデリマ内で開始します。

会場では数種類のアレンジメニューが提供され、ドミノ・ピザの炭火焼きチキトリとわさびのコンビと、ピザハットの特うまプルコギとはちみつのコンビを試食しました。企画名の通り、絶妙においしい組み合わせでした。

 

■今後のデリバリーサービスの展望とは

「変わりつつある出前市場」と題したトークセッションでは、吉野家代表取締役社長の河村泰貴氏と、夢の街創造委員会代表取締役社長の中村利江氏が“LINEとデリバリーサービス”について語りました。

中村氏は、6800万人のアクティブユーザーを持つLINEに期待することとして、“AIデータの活用”を挙げ、「ユーザーが注文する前に、LINEデリマ側から『こんなのどう?』とおすすめができれば」と語りました。

出前館のオンライン予約サービスは、利用者の割合が男性と女性とで半々なのに比べ、2016年7月よりLINE上で展開する「出前館 on LINE」では、女性の利用者が7割を超えます。

店舗での顧客は約8割が男性となる吉野家は、LINEデリマにより「今後、新しい客層の獲得に繋がるのではないか」と河村氏が期待を語りました。

▲左から吉野家代表取締役社長 河村 泰貴氏、LINE代表取締役社長 出澤 剛氏、夢の街創造委員会代表取締役社長 中村 利江氏

「Connected」をテーマに、「LINEを通じてさまざまなものと繋がることを目指している」と語るLINE代表取締役社長の出澤剛氏。出前だけでなく、日用品や生鮮食品などのサービス展開も予定する「LINEデリマ」を、今後ますます盛り上がる可能性が高いデリバリー市場の拡大に繋げられるか、今後の展開に注目です。

>> LINEデリマ

 

(取材・文/中川美紗)

なかがわみさ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。「旅」と「アート」が大好き。情報が目まぐるしくアップデートされるスマホやウェブサービスに立ち向かいながら、webメディアを中心に記事を執筆中。