最高賞の金獅子賞を狙う!『三度目の殺人』
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 福山雅治主演×是枝裕和監督による新作映画『三度目の殺人』が、8月30日から開催される第74回ベネチア国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることが決定した。是枝監督にとっては、監督デビュー作『幻の光』で1995年の同映画祭で脚本賞にあたる金オゼッラ賞を受賞して以来22年ぶり、2回目のコンペティション部門出品となる。是枝監督は「やはり、自分自身の映画監督としてのキャリアがスタートした場所なので、今回の参加は、より感慨深いものがあります。自分としては、今までにないチャレンジを数多くしたので、その作品がどのようにイタリアの地で受け入れてもらえるのか、楽しみにしています」と意気込みを見せた。

 『そして父になる』から4年、是枝監督と2度目のタッグとなる福山を主演に、『海街diary』の広瀬すず、是枝組初参加の名優・役所広司を迎えた本作は、監督がかねてから挑戦したいと考えていた法廷を舞台にした心理サスペンスだ。

 今回の決定を受け、福山は「『お声がかかったら嬉しいですよね』と撮影中に監督と話していたことが現実になりました。監督、おめでとうございます! 是枝監督、最新にして最深のテーマを扱った今作がベネチアでどう観られるのか? その瞬間に立ち会えることに期待と緊張が高まります」と喜びのコメントを寄せ、役所も「世界中の映画祭が是枝監督の新作を待ち望んでいるんですね。是枝監督は日本映画の宝です。この作品に参加できて幸せでした。おめでとうございます!」とねぎらった。

 そして、『海街diary』で2015年の第68回カンヌ国際映画祭に是枝監督と参加したことが記憶に新しい広瀬は、「出品の決定を聞いたときは、是枝監督は本当に本当に、凄いなぁ。。。という思いがただ、ポンと生まれました。そして、作品に出演させて頂けたことに感謝します。前作ではカンヌ映画祭に連れて行って頂いて、今回はベネチア映画祭。見た事のない、まだ知らない景色がいっぱい広がっているんだろうなぁと思うと、わくわくします」と期待に胸を膨らませた。キャスト・スタッフの同映画祭への渡航は現在調整中とのことだが、参加実現となれば、福山と広瀬は同映画祭初参加、役所は『十三人の刺客』以来7年ぶり2回目の参加となる。是枝監督はデビュー作ぶり、2度目の受賞を果たすのか。是枝監督が近年描いてきたホームドラマから一転し、オリジナル脚本で挑んだ心理サスペンスに、ベネチアの観客はどう反応するのか、期待が高まる。第74回ベネチア国際映画祭は現地時間8月30日から9月9日まで開催。(編集部・石神恵美子)

映画『三度目の殺人』は9月9日より全国公開