シェーン君(左)のナイキとの契約を喜ぶ父パトリック(右)。画像はインスタグラムより

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 元オランダ代表FWのパトリック・クライファートの四男であるシェーン・クライファート君が現地時間7月26日、弱冠9歳にして世界的スポーツメーカーの『ナイキ』と5年契約を締結。話題を呼んでいる。
 
 2007年9月24日生まれで現在9歳のシェーン君は、父親が今年6月までスポーツディレクターを務めていたパリSGの下部組織に所属。ピッチ内では才能の片鱗を見せ付けており、すでに公式のYouTubeやインスタグラムも開設するなどピッチ外のプロモーション活動も注目を集めてきた。
 
 今回のナイキとの契約もインスタグラムで発表。「初めてのナイキとの契約をとても誇りに思います」と喜びを綴り、すでに3万を超える「いいね」を獲得している。
 
 ナイキはクリスチアーノ・ロナウドやネイマールなど大物選手をスポンサードする一方、有望な若手スポーツ選手たちと「ヤングアスリート契約」を結んでいるが、それでも早くて15歳前後。シェーン君の9歳は異例中の異例で、イギリスの『BBC』はスポーツメーカーとの契約では史上最年少だと報じている。
 
 今回の契約を同じくインスタグラムで、「9歳でナイキと契約した息子を誇りに思う」と喜んだ父パトリックは、アヤックス、ミラン、バルセロナなどに所属し、オランダ代表で歴代3位の40ゴールを挙げている往年の名ストライカー。また、腹違いの兄ユスティン(18歳)はアヤックスで今年に入ってトップデビューしたウイングで、父親譲りの華麗なプレーで将来を嘱望されている。
 
 9歳にしてナイキに認められたシェーン君も、父親や兄のようにプロフットボーラーとなり、偉大なキャリアを築くか!?