2017年7月27日(木)、佐賀県が人気格闘漫画『グラップラー刃牙』とコラボしたサイトを公開した。

【『刃牙』モブキャラたちが佐賀県のディープな魅力を紹介 敗北を知りたいの画像・動画をすべて見る】

しかし、なぜか主人公の範馬刃牙はおろか、メインキャラたちは一切登場しない。名もなきディープなモブキャラクターたちばかりが並ぶシュールすぎるサイトとなっている。

『グラップラー刃牙』とは?


刃牙25周年ッッ!「刃牙道」公式Twitterより



『グラップラー刃牙』は、1991年より雑誌『週刊少年チャンピオン』にて連載を開始した格闘漫画。2016年にはシリーズを通して25周年を迎え、現在は続編の『刃牙道』が連載中だ。

地下闘技場の最年少高校生チャンピオン・範馬刃牙と、刃牙の父で地上最強の生物と評される範馬勇次郎の親子喧嘩を中心とし、様々な格闘家との闘いが繰り広げられる。

一方の佐賀県では、これまでにも地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環として『おそ松さん』や『ユーリ!!! OnICE』とのコラボや有名ラッパーが佐賀の歴史をラップで歌うなど、斜め上のユニークな企画で話題をさらってきた。

7月25日には、ムツゴロウ、ワラスボを餃子で食べる「珍魚苑」をオープンすることを発表したばかりだ。

今回の『グラップラー刃牙』コラボでは、知る人ぞ知るキャラクターたちが佐賀県のディープな名産品や魅力について紹介している。さらにサイトでは登場シーンも振り返られるので、どんな役どころだったかも一目瞭然だ。

せっかくなので、サイトに登場するキャラクターたちを紹介していきたい。『刃牙』読者にはすぐわかるはず?

サイトに登場するキャラクター


片平恒夫巡査


佐賀県×バキ コラボサイトよりスクリーンショット



「バキ」シリーズの中でもベストバウトとして名高い「花山薫vsスペック」の戦いを間近で目撃し、3話に渡り臨場感あふれる語りを披露した警察官。

サイトでは、有明海の珍魚を紹介する。

控室に刃牙を呼びに来た人


佐賀県×バキ コラボサイトよりスクリーンショット



第1話に登場し、印象に残るキャラクターで範馬刃牙の最初の試合の際、控え室に呼びに来た人。

炭酸抜きコーラ、タッパ入りのおじや、バナナを食べる刃牙が秘める実力にいち早く気がついた。

そんな彼ならば「佐賀県の魅力に気がついていてもおかしくはない」という理由から佐賀県の日本酒について紹介する。

「マウス」の舌(タング)


佐賀県×バキ コラボサイトよりスクリーンショット



「三人一組」のキャラクターの一人で「マウス(口)」と呼ばれる一卵性三生児の看守。

それぞれの格闘技の能力はさほどではないが、三人同時における連携攻撃を行うことで相手を倒す。

喋るときも1人が1文字ずつ発生する独特な設定が印象深い。

サイトでは、佐賀県の観光名所である虹の松原について紹介する。

腕っこきの狩人(ハンター)


佐賀県×バキ コラボサイトよりスクリーンショット



『グラップラー刃牙』第275話に登場した、範馬勇次郎の動きを麻酔銃で無力化したキャラ。バラエティ「アメトーーク!」の「刃牙芸人」でもフックアップされていたので、有名だと言えるだろう。

登場は一瞬だが、そのインパクトある活躍に「実は最強なのは彼なのでは!?」という説すらある。

針で動きを封じて仕留める戦術は、まさにイカ漁のようであることから佐賀県・呼子のイカを紹介する。

中国拳法の凄さを教えてくれた人


佐賀県×バキ コラボサイトよりスクリーンショット



『グラップラー刃牙』第291話に登場した、中国4000年の歴史が持つ重みを、素手で丸く削られた「打岩」を見せて語った老人。

歴史の語り部たるキャラから佐賀県の歴史をラップした「The SAGA Continues...」について紹介する。

柴千春応援団



佐賀県×バキ コラボサイトよりスクリーンショット



『グラップラー刃牙』第211話に登場した、暴走族総長・柴千春を応援する応援団。

威勢の良い掛け声といかにもな風貌が特徴。

宿る「度胸と根性」の精神は、「良質な牛肉をワイルドに食することで鍛え上げられたのでは?」 という理由から名産品の佐賀牛について紹介する。

ジャック・リー・ビオンデ


佐賀県×バキ コラボサイトよりスクリーンショット



『バキ』第40話で急激に衰えたスペックを見た病院長が話した、海を愛してやまない健康な中年。

財宝を見つけた直後、急激に年老いて亡くなったトレジャーハンターというリアリティ溢れるエピソードに「こういう人がいるのか」と思った読者も多いだろうが、実在しない人物だ。

老いてなお世界を駆け巡る彼に、「温泉のような癒やしは必須だったのでは?」という理由から佐賀県の温泉について紹介する。

オリバのタキシード



佐賀県×バキ コラボサイトよりスクリーンショット



米国最大の刑務所「ブラックペンタゴン」に収監されながらも、自由に出入りするミスター・アンチェイン(繋がれざる者)ことビスケット・オリバが、筋力だけで脱いだタキシード。

この筋力だけで線維を突き破り「器」だけを残すパフォーマンスが佐賀の有田焼から着想を得た可能性があるとして佐賀県のやきものについて紹介する。



佐賀県のディープな魅力を伝えるために、シンクロニシティ(一見無関係に隔絶された物質や生物 果ては思想が 地球規模で同時同様の変化を起こす現象)のように集結したモブキャラたち。圧倒的なインパクトで早速話題を呼んでいる。敗北を知りたい