<ダンロップ・スリクソン福島オープン初日◇27日◇グランディ那須白河ゴルフクラブ(6,961ヤード・パー72)>
48歳の手嶋多一が、6バーディ、ノーボギーの“66”をマーク。首位と1打差の5位タイと好発進をきめた。「グリーンが軟らかい分、ピンを狙っていけました」という手嶋だが、実はこの試合から新アイアンを導入していた。「Mizuno pro 118」というアイアンで、マッスルバックタイプの上級者向けだ。最近はやさしいタイプを使う選手が多い中、昔ながらの小さ目ヘッドに薄いソールのアイアンをなぜ使うのか聞くと次のように答えた。
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「自分たちはマッスルバックでもボールが上がりますからね。逆に低重心のアイアンだと吹け上がってしまうんです」。
確かに一理あるものの、それ以上に気になることがまだある。通常、新クラブを実戦に投入する場合、しっかりとボールを打ち込んでからという流れだが、なんと手嶋がこのクラブでボールを打ち始めたのは今週に入ってから。しかも、日本一練習場へいかないツアープロの看板に偽りなく、打ち込みはなし。練習日に1ラウンド回った際、使用しただけだというのだ。にもかかわらず、この成績は一体なぜ?
「そこはメーカーとの信頼関係でしょう。長年自分のクラブを作って頂いているわけですから、ボクに合ったスペックに仕上げてくれると信じています」。
まさに手嶋流の理論だが、1ラウンドあれば自分に合っているかどうかを確認するのは十分なのだろう。なお4年前も新ドライバーと新ボールで今大会に臨み、初日に“64”をマークしている手嶋。やはり、他の選手とはひと味もふた味も違うようだ。
文/山西英希
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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