<大東建託・いい部屋ネットレディス 初日◇27日◇鳴沢ゴルフ倶楽部(6,587ヤード・パー72)>

初日からバーディ合戦の様相を呈した今年の「大東建託・いい部屋ネットレディス」。60台のスコアが続出するなか、今季の賞金女王レースを独走中のキム・ハヌル(韓国)が、トーナメントコースレコードタイの“64”をマーク。8アンダーのロケットスタートを決め、いきなり大会の主役に躍り出た。

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この日のハヌルは“すさまじい”の一言だった。スタートからの2ホールをパーで迎えた3番パー5、52度のウェッジで放った3打目はピンから30センチに。このホールを難なくバーディとすると、「アイアンショットの距離感が良かった」という言葉通り、面白いようにピンの5メートル以内へつけていった。「何も考えていなかった。ただ(ショットを)打つことだけが頭にあった」という、いわゆる“ゾーン”に入ったハヌル。今季平均打数2位のパッティングも冴え、「覚えてないほど久しぶり」という5連続バーディを奪い、首位で前半を折り返す。

後半に入ってペースは落ちたものの、10番、14番、18番とパー5のホールで確実にバーディをゲット。終わってみると8バーディ・ノーボギー、2015年に金田久美子がマークしたトーナメントコースレコードに並ぶ“64”を叩き出し、2位に2打差をつける単独首位に立った。

予選落ちした「全米女子オープン」後、翌週を休養にあてたハヌル。「(米国の)食事が口に合わず、時差の問題もあってとても疲れた」ため、練習開始も先週の木曜から。3週間ぶりの日本ツアーについて聞くと、「マイホームに戻ってきた感じ。日本語が聞こえ嬉しくなった」という“スマイルクイーン”。日本でお鍋や大好きなお寿司をいっぱい食べすぎて、「ちょっと太ったかも」と微笑んだ。

この日は全120選手中52人がアンダーパーの伸ばし合い。2日目のプレーについては、「今日のことは忘れて、グリーンの把握に集中したい」と話したハヌル。今週不在の賞金ランク2位・鈴木愛を置き去りにすべく、明日も平常心でビッグスコアを狙う。
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