米津玄師さんがハチ名義で新曲を発表した理由は?「砂の惑星」考察が話題

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米津玄師名義でも活躍中の、ボカロPハチさんが4年振りにボカロ楽曲を投稿!新曲「砂の惑星feat.初音ミク」はマジカルミライ2017のテーマソングにも抜擢されました。また、MVや歌詞の内容がさまざまな考察を呼び、SNSで話題になっています!

ハチさんの新曲「砂の惑星」とは?

米津玄師名義でも活躍するボカロPのハチさんが、2017年7月21日、4年ぶりにハチ名義での新曲を発表しました。タイトルは「砂の惑星 feat.初音ミク」。

ハチ MV「砂の惑星 feat.初音ミク」

MVは今回も、ハチさんと何度もタッグを組んでいる映像集団「南方研究所」とのコラボ。キャラクターが一面砂だらけの世界を歩いていく映像は、とても印象的です。

また、この曲は初音ミクの体感型イベント「マジカルミライ2017」のテーマ曲でもあります。マジカルミライ公式サイトではハチさんが「今、ミクと曲を作るならどういう形が最適か」を考え、生まれた楽曲であることを語っています。

歌詞もMVも独特な雰囲気であることから、SNS上ではハチさんの思いを読み取ろうとさまざまな考察がされています。

投稿からたった2日で110万再生を突破した話題の楽曲「砂の惑星」。意味深な歌詞やMVに散りばめられたモチーフに焦点を当てて、楽曲の世界観とメッセージをさらに掘り下げていきましょう。

「砂の惑星」に対する考察

この人物は「初音ミク」なのか?

出典:https://youtu.be/AS4q9yaWJkI

「砂の惑星」MVは、青髪ツインテールの人物が仮面をつけた人(?)を引き連れて、砂の世界を厳しい表情で突き進んでいきます。ツインテールの人物は初音ミクにも見えますが、雰囲気が違うことと、服装が米津さんのライブ衣装に似ていることから米津さん自身の投影とも考えられます。

記念撮影の様子。

出典:https://youtu.be/AS4q9yaWJkI

途中、ツインテールのキャラクターは記念撮影なども行います。しかしその表情は険しく、あまり楽しんでいるようには見えません。MV内で唯一、楽しそうな雰囲気が溢れるのは公式衣装に身を包んだ初音ミクが登場するシーンです。

砂埃舞う「現在」のシーンとのギャップ。

出典:https://youtu.be/AS4q9yaWJkI

MVでミクが登場するシーンの前後には、ハチさんの代表曲「マトリョシカ」や「パンダヒーロー」を連想させる歌詞が登場。ミクは、七色の鍵盤の前に立ち笑顔を振りまきます。

「初音ミク」の誕生?

出典:https://youtu.be/AS4q9yaWJkI

初音ミクがアーティストとして広く認知され、ハチさんが「マトリョシカ」を発表した2010年には、wowaka(現実逃避P) さんの「ワールズエンド・ダンスホール」、DECO*27さんの「モザイクロール」なども発表されています。

過去を思わせる歌詞と、あどけない表情のミク。

出典:https://youtu.be/AS4q9yaWJkI

歌詞の中にはそれらをイメージさせるキーワードが散りばめられていることから、この曲がかつてのハチさんだけでなく過去のボカロ業界全体を表していると考えることができそうです。

別れ道で、バイバイ。

出典:https://youtu.be/AS4q9yaWJkI

ミクが笑顔を振りまく和やかな時間が過ぎ去ると、舞台は砂埃が舞う薄暗い世界へ逆戻り。途中で分かれ道にぶつかり、2人のキャラクターとはお別れのときが来ます。しかし最後にはツインテールのキャラクターが、手を振る2人のもとへ真っ直ぐに進んでいくシーンが…。

再会?はじめまして?

出典:https://youtu.be/AS4q9yaWJkI

道の先にいるのは、先ほど別れたキャラクターなのか、それともまったく新しいキャラクターなのかは分かりません。砂埃にかきけされる演出から、未来のことは分からないととらえることもできます。

枯れた木にぶらさがる林檎。

出典:https://youtu.be/AS4q9yaWJkI

キーワードとして、歌詞にもMVにも何度も登場するのが「林檎」です。林檎は、旧約聖書「創世記」では、食べることで善悪を知ってしまう果実とされています。

林檎を抱えるミク。

出典:https://youtu.be/AS4q9yaWJkI

ボカロ業界をはじめ、インターネット上では賛否両論のぶつかり合いが絶えません。優しく突き放すようにも感じられる歌詞は、一人ひとりの善悪の主張が激しくなりすぎた現状へ、判断をゆだねているメッセージなのかもしれませんね。

ボカロファンの中では、「砂の惑星」は米津さん自身が歌う楽曲ではなく、初音ミクの楽曲として発表していることに、大きな意味があるのではないかという意見が目立っています。

さらに、動画のコメント欄やSNS上には、色んな人の考察や曲に対する印象が書き込まれています。曲に対しての感じ方はそれぞれ違い、正解はないからこそ、自分はどう感じたか考えてみるのもいいかもしれませんね。

砂の惑星の歌ってみた動画も話題!

「初音ミクが歌うからこそ意味があるのでは?」という考察がされる「砂の惑星」ですが、ハチさん自身は上のようなツイートをしています。ハチさんは、歌ってみた動画の投稿に前向きなんですね!

【歌詞付き】砂の惑星 / ハチ (米津玄師) 【cover】

そして、「砂の惑星」の歌ってみた動画がどんどん増えています。こちらは、歌い手ましゅうさんによる歌ってみた動画!

力強く切ない歌声が特徴。

出典:https://youtu.be/eQ3PEcyjHDA

畳み掛けるような歌詞や、高低差のあるメロディも伸びやかに歌い上げています。ましゅうさんの動画コメントにある通り、ましゅうさんがボカロに触れてきた9年間に対する、熱い思いが詰まっている動画です。

砂の惑星/ハチ【カバー】

芝稜太郎《シバリョウタロウ》さんの「砂の惑星」カバー動画は、ギターの弾き語りカバー。イントロのアルペジオや、力強いギターフレーズも見所です。

芝さんも、コメント概要欄で楽曲や歌ってみた動画に対する考えを載せています。「砂の惑星」は、色々な歌い手さんやボカロPが自分の考えを深めるきっかけになっているんですね!

砂の惑星に、あなたはどう感じた?

ハチさんらしい楽曲センスが光る「砂の惑星」は、意味深な内容だけでなく中毒性の高さも特徴です。意味や内容を考えるために聞き込んでいたら、ハマってしまったという人も少なくありません。

考察する人や歌う人、さらに描く人まで増えている「砂の惑星」。あなたは、ハチさんからのメッセージをどう捉えて、どのように感じ、どんな形に残しますか?

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