27日、韓国メディアによると、記録的な豪雨で大きな被害が出た韓国・仁川地域の市・区議員らが復旧のためのボランティアに参加したが、現場が汚いとして引き返していたことが分かり、物議を醸している。写真は仁川。

写真拡大

2017年7月27日、韓国・ヘラルド経済によると、記録的な豪雨で大きな被害が出た韓国・仁川地域の市・区議員らが復旧のためのボランティアに参加したが、現場が汚いとして引き返していたことが分かり、物議を醸している。

仁川市民のAさん(47)は先週末の記録的な豪雨により、同市南区にある商店の地下に保管していた日用家具が水につかるなどの被害を受けた。Aさんは復旧のためにボランティアが来るとの知らせを聞いて安心していたが、現場を訪れた市議員や区議員ら約20人は被害状況を確認した後に話し合いを始め、何一つ片づけずにわずか30分で引き返したという。

Aさんは「マスクも持たずにやって来て、汚過ぎるとの理由で何もせずに帰ろうとしたので『一体何なんだ』と尋ねると、『私たちは金をもらって来たわけではない』との答えが返ってきた」と明らかにした。

これに対し、現場を訪れたある議員は「せっかくなら商店街ではなく個人の家でボランティアをした方がいいと考え、他の場所へ移動した」と説明し、「住民センターが初めから個人の家を中心にボランティアを送っていたら誤解が生じることはなかったのに残念だ」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「韓国に市・区議員は必要ない。税金の無駄遣いだ」「ボランティアの意味を知らないの?」「助けを必要としているところに行くべき。大変そうだからと引き返すのはおかしい」「泥水で汚れた日用家具より議員らの心の方が汚い」など議員らに対する批判の声が寄せられている。

また、「復旧はどうでもよく、かっこいい写真1枚が必要だったのだろう」「写真映えする背景を探していただけ」と主張する声も多かった。

そのほか「そんな人たちを議員に選んだのは誰?投票した自分を恨むしかない」「ボランティアに期待し過ぎでは?」と指摘する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)