Image: Markus Mainka/Shutterstock.com


普段しない飛行機での旅行、航空チケットだけは忘れないようにしないと…多くの人が家を出る前にそんな心配をしているはず。でも生体認証技術が空港で普及することで、手ぶらで飛行機に乗れるような未来が来るかもしれません。

デルタ航空の発表によると、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(DCA)からのデルタ航空機にて、指紋のスキャンだけで搭乗できるシステムが導入されるそうです。DCAデルタ・スカイクラブ会員で事前に登録を希望すれば利用できるとのこと。これを使えば印刷された航空チケットも、スマホにチケットを表示させる必要もありません。

パスポートのいらない国内線であれば財布もスマホもすべて忘れても搭乗できる、ということですよね。手ぶらで飛行機!! また荷物のチェックインも指紋認証で済ませることができるとのこと。つまり私自身がさまざまなチケットとなると。

ただ、「これは便利そう」と思うと同時に、自分の生体情報がコマーシャルな情報と結びついて色々なサーバーに保管されるのはやはり少し抵抗感もありますね。

デルタのCOOでありシニアエグゼクティブ・バイスプレジデントであるギル・ウェスト氏は次のように声明を出しています。


デルタによるこの取り組みが真に素晴らしいにはこれがスケーラブルな点にあります。これはCLEARとのパートナーシップのおかげでもあります。試験運転を完了させれば国内線のお客様すべてにこの機能が、数年ではなく、数カ月以内に利用可能となります。デルタは未来をお届けしています


「未来をお届けしています」。うーん、どの会社も言いたくなるセリフですよね。う、うらやましい限りです。

「ギズモード・ジャパンは未来をお届けしています」

失礼しました、何でもありません。今はアメリカの一部空港に留まる試験運転ということですが、日本でも顔認証による日本人の出入国管理を導入していますし、世界的な流れとなるのかもしれません。


Image: Markus Mainka/Shutterstock.com
Source: Delta via The Verge, 政府広報オンライン

(塚本 紺)