米首都ワシントンの連邦議会議事堂前で行われた共和党の医療保険制度法案に対する抗議集会で、プラカードを掲げる参加者(2017年7月26日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米上院は26日、与党・共和党が提案した医療保険制度改革(通称オバマケア、Obamacare)の撤廃法案を採決したが、共和党内から7人の造反者が出て反対多数で否決された。共和党はこの数時間前にもより広範なオバマケア代替法案を提出したが否決されており、手痛い後退となった。

 上院は前日に代替保険制度をめぐる議論の継続で合意したばかり。しかし、2010年に成立した医療保険制度改革法(Affordable Care Act)を撤廃するというドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の公約実現を目指す共和党内の合意形成は難航している。

 今回採決にかけられた法案をめぐっては、無党派の米議会予算局(CBO)が、成立すれば今後10年間で3200万人が無保険になるとの予測を示していた。

 上院指導部では週内にオバマケア関連法案を通過させたい意向だが、そこへ至る道筋は見通せず、情勢は不透明だ。
【翻訳編集】AFPBB News