英ロンドンにある「ザ・ボディショップ」のストア(資料写真、2006年2月23日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】英チェーン「ザ・ボディショップ(The Body Shop)」を11億ドル(約1230億1300万円)でブラジルの「ナチュラ・コスメティコス(Natura Cosmeticos)」が買収したことを受け、ブラジル当局が25日承認したことを正式に発表した。「ザ・ボディショップ」を所有するフランスの化粧品会社大手「ロレアル(L'Oreal)」は先月、「ナチュラ・コスメティコス」と独占交渉に入っていることを明かしていた。

 今回の買収によって、「ナチュラ・コスメティコス」は「自然派」化粧品を専門とするグローバル企業として経営強化していく計画だ。26日に確定したこの取引はブラジルとアメリカ当局の条件付き承認だった。公式な政府官報で発表された声明では、ブラジルの経済防衛の管理理事会が、両グループは国内でそれぞれの流通経路を持ち、「ナチュラ・コスメティコス」はブラジル、「ザ・ボディショップ」はアジアの調達先を持ち、さまざまな地域からの原産物を扱っていることに言及した。

 とくにこの2つの会社の市場占有率は20パーセント以下となり、ブラジルでの競争問題を緩和。サン・パウロ(Sao Paulo)の「ナチュラ・コスメティコス」のシェアは3.05パーセントに後退した。

 1969年に創設され、2004年に上場した「ナチュラ・コスメティコス」はブラジルにおける最大の化粧品会社であり、昨年の総収入は25億ドル(約2795億7500万円)。「ザ・ボディショップ」は環境に配慮するブランドとして1976年に創設され、2006年にフランスの大手化粧品会社「ロレアル」に11億ドル(約1230億1300万円)で買収された。
【翻訳編集】AFPBB News