彼氏の愛が重すぎる…恋愛依存する男性の特徴と困った時の対処法

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恋愛に没頭して、他のことが手に付かない!という女性の話はよく聞くけれど、実は恋愛依存に陥るのは女性だけではないようです。

男性も、恋愛経験値の低さから情緒不安定になったり、彼女が好きすぎて依存してしまったり…。あなたの彼も当てはまっているかも?
経験談をもとに、恋愛依存の男性の特徴やその状況を回避する方法を考えていきましょう。

◆恋愛依存する男性の特徴


恋愛に依存しやすい男性の特徴やその原因をまとめてみました。あなたの彼は大丈夫?

【特徴】


・彼女を束縛してしまう
・マイナス思考
・承認欲求が強い

◆彼女を束縛してしまう原因


→自分に自信がない

>>経験者は語る



「高校まで男子校で部活に集中してたので、女子と触れ合う機会が極端に少なかったんです。大学も理系の学部だったから女子が少なかったし、そもそも免疫がなさすぎてあまり仲良くなれず…。
社会人になってやっと彼女ができたら、うれしさ半分不安半分というか、彼女を誰にも取られたくなくて束縛してしまいました。何をしてる時も彼女のことが頭から離れず…。
気を抜くと自分よりいい男が寄ってきそうで怖かったんです」(26歳男性/SE)

自分に自信があれば、束縛せずとも彼女が離れていくことはないと思えるけれど、自信のなさゆえに、がんじがらめにしちゃったのでしょうね。結局、彼女は「もう無理」と去って行ったそうです。

◆マイナス思考の原因


→自己肯定感が低い

>>経験者は語る



「好きな子がいても、自分なんかが声をかけたら迷惑なんじゃないか、デートに誘ったらキモイと思われるんじゃないかとウジウジして、20歳過ぎまで彼女ができませんでした。
バイト先で仲良くなった女の子と飲みに行った時、酔った勢いで告白して初彼女をゲット。“私も好きだった”と言ってくれました。でも、付き合い始めてからも、相手は本当は誰でもよかったのでは?自分と付き合ったことを後悔してるに違いないなどと思って、信じることができませんでした。
そしてつまらないことを言っては彼女を怒らせ、謝って、“なんで簡単に謝るの?”とまた怒られ。ギスギスして別れてしまいました」(29歳男性/経理)

自己肯定感が低くマイナス思考の男性は、自分を認めてくれた女性を特別な存在だと感じるようです。そのため、絶対に手離したくない!と、その女性に入れ込みすぎる傾向があるのでしょう。
あなたの彼は、何かというとマイナス思考に陥ったりしていませんか?

◆承認欲求が強い原因


→努力がなかなか報われない

>>経験者は語る



「元カレは子どもの頃、親が厳しくて、勉強やスポーツを頑張ってもほめてもらったことがなかったようです。その影響か、仕事で成果を出しても“自分はダメな奴だ”と自己否定ばかりしていました。
パッと見はデキる男タイプで周りに一目置かれてたし、魅力的な人なのですが、お付き合いしたらイヤなところがたくさん見えてしまって…。
私への執着が激しくて、もっと愛してほしい、認めてほしいという圧がすごかったんです。自己否定的な発言をした時は、彼が満足するまでほめ続けなければならなかったし、わざと突き放すようなことをして私の愛情を確かめようとしたり…とにかく疲れました」(31歳女性/事務)

承認欲求が強い男性は、認められたいがために努力家である場合が多いようですが、ともするとわがままでオレ様になってしまうことも。
この彼氏みたいに、彼女に構ってほしくて「そんなこと言うなら別れる」などと駆け引きをしてくる場合もあるでしょう。

◆恋愛依存から脱却させるために


彼が恋愛依存状態だと息苦しいし、プライベートな時間がなくなってしまうかも。好きだけど、恋愛依存は治してほしい!と思うならこんな方法を試してみてください。

◎自信を持たせる


「私にとって、あなたほど魅力的な人はいないんだよ」という気持ちを伝え、彼に自信を持たせれば、恋愛依存から脱却できるかも。
何気ない時に「一緒にいると楽しい」「あなたといると落ち着く」など、彼がいかに素敵で、特別な存在であるかを強調しましょう。
また、彼が弱点を話してくれたら、そこを長所と捉えてほめるのもおすすめです。

◎ほめる、認める


承認欲求が強いなと感じたら、積極的にほめてあげましょう。とはいえ、ただほめればいいわけではなく、彼が喜ぶポイントを見つけてほめることが大切。あとは、日々、感謝の気持ちを伝えるのも重要です。
その積み重ねにより、彼は少しずつ安心感を得られるようになっていくと思います。

彼があなたに「心から愛されている」「認められている」という確信を持てれば、今よりも余裕を持って付き合うことができるでしょう。

◆注意点


もしあなたの彼が恋愛依存だと感じたら、気を付けるべき点を2つご紹介しましょう。

◎共依存には気を付けて


ふたりだけの世界…聞こえはいいけれど、周りから見ると少々怖いものがあります。恋にハマりすぎて、予期せぬ事態に陥ってしまった人も…。

「お互いに夢中で束縛しまくり。異性の連絡先を消すのはもちろん、同性同士で遊ぶのも、ふたりの時間が減るようで文句を言ってました。初めは周りの友人も冷やかしてましたが、そのうち誰も寄りつかなくなって…。
気が付いたら彼とケンカしても、何か悩みがあっても、誰にも相談できない状態に」(25歳女性/歯科助手)

当初は友人たちに距離を置かれていることにすら気付かず、彼とケンカをした時だけ頼りにしていたそうです。

ある日、女友達に相談を持ちかけたら「そういう時だけ連絡してこないで」と冷たく言われてしまったとか。
そのことがきっかけで彼ときちんと話をし、現在は改善しようとしているとのこと。

◎母親のようにならないこと


恋愛依存する男性だからと言って、あれこれ尽くすのはNGです。依存している間はあなたに夢中でも、その愛が冷めれば一瞬で距離を置かれる可能性あり。

「私がいないとダメだから」と母親のようなつもりで接していると、彼の気持ちが変わった時に、都合のいい女にされてしまうかもしれません。

◆終わりに


恋愛依存はなりたくてなっているわけではなく、何かしら原因があるもの。もし「私、彼に依存されてる?」と感じたら、今から脱却させるべく動きましょう。

彼のことが好きなら、対等な関係でいたいですよね。今は苦しくても、幸せな恋の結末が訪れますように。

ライタープロフィール


sa_ko
気が付けば結婚するまで男が途切れた記憶がほとんどない、隠れ肉食女子。社会人生活ではおじさんをコロコロと転がし、世渡り上手な過去を持つアラサーです。
今は娘一筋で、だんなをコロコロ転がし、優雅に子育てを楽しんでいる関西女子。女子力アップが今の私のモットー。過去の恋愛経験をもとに、恋に悩める女性のための情報を配信します!