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新世代シビック・タイプR そのコア技術とは?

タイプRと、シビック・セダン/ハッチバックの違い

「セダン」「ハッチバック」:Cセグメントトップの洗練を追求。
「タイプR」:FFモデル最速の走りを追求。

セダン/ハッチバック共通のコア技術タイプR
1.5ℓ VTECターボ VTECターボエンジン 2.0ℓ VTECターボ 
CVT/6MT トランスミッション 6MT 
高剛性・低振動ボディ ボディ骨格 接着接合ボディ 
燃費安定性志向 空力特性 限界性能志向 
マクファーソンストラット 前サスペンション デュアルアクシスストラット 
マルチリンク 後サスペンション マルチリンク 

こうした要件を成立させるために開発されたのが、低重心、低慣性、軽量、高剛性の新世代プラットフォームである。

プラットフォームで見る「タイプR」

FFスポーツカーとしての理想的なディメンション/ドライバーと車両挙動の一体感

先代モデルと新型タイプR ディメンション比較

全長:4560mm(先代比170mmプラス)
全幅:1875mm(同5mmマイナス)
全高:1435mm(同25mmマイナス)

ホイールベース:100mmプラス
リアトレッド:65mmプラス
ヒップポイント:25mmダウン
タイヤ:20インチ化

軽量・高剛性ボディ

ホワイトボディ重量:先代比16kgマイナス
ねじり剛性:同38%プラス
アルミフード:低重心化、軽量化

「面」の接合:接着接合を採用したことにより、「面」で応力を分散。高剛性化とともにしなやかさを実現している。

パワートレインで見る「タイプR」

目指したのは、ハイパフォーマンス・フィールのターボエンジン

・2.0ℓ VTECターボ
最高出力:320ps/6500rpm(先代比10psプラス)
最大トルク:40.8kg-m/250-4500rpm

軽量クランクシャフト/電動ウエイストゲート付きターボ/ストレート構造エグゾーストパイプ

2ピース構造ウォータージャケット

シリンダーヘッド内のエグゾーストポートの上下から包み込むようにウォータージャケットを配置。排ガス温度を100℃低減。

レブマッチシステム 「ヒール&トゥを不要に」

・クラッチペダルのストロークセンサー
・ニュートラルポジションセンサー
・車速センサー
・メインシャフトの回転数センサー

各センサーの信号を元に、目標とするエンジン回転数を算出。スロットルを自動的に開けることで回転を合わせ、スムーズなシフトダウンをサポートする。

シャシーで見る「タイプR」

フロント、新設計サスの進化 「トルクステアを低減」

先代:デュアルアクシスストラット
新型:新開発デュアルアクシスストラット(先代から進化)

一般的なストラットでは一体となっているナックルとストラットを分離。
・ナックル:転舵を担当
・ストラット:路面からの上下入力を担当

ナックルを独立させることで、転舵軸とホイール中心までの距離(センターオフセット量)を短縮。
センターオフセット:先代比7%縮小→トルクステア低減に成功

リア、自由度の高いジオメトリー特性

先代:トーションビーム式
新型:マルチリンク式

それぞれのアームは高剛性サブフレームを介してボディと結合。高いサスペンション横剛性と横力を受けた際のトーイン特性を両立している。

制御テクノロジーの進化

・デュアルピニオンEPS:ダイレクトで正確なフィール
・アダプティブダンパーシステム:可変幅を拡大
・アジャイルハンドリングアシスト:各輪のブレーキ制御でハンドリング向上

天球カメラで見る「タイプR」

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA