米飲料大手コカ・コーラのロゴ(2016年1月19日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米飲料大手コカ・コーラ(Coca-Cola)は26日、糖分を含まない清涼飲料「コカ・コーラ ゼロ(Coke Zero)」を改良した「コカ・コーラ ゼロシュガー(Coca-Cola Zero Sugar)」を米国で8月から発売すると発表した。炭酸飲料の需要が落ち込む中、同社は糖分の少ない清涼飲料、非炭酸飲料のラインアップ拡充を進めている。

 米国では糖分を含む炭酸飲料に課す「ソーダ税」を導入済みか、導入を検討中の都市が増えている。「コカ・コーラ ゼロシュガー」は既に欧州と中南米の大半の国で販売されている。

「ゼロシュガー」の米投入は2017年第2四半期の決算に合わせて発表した。同期は売上高が97億ドル(約1兆800億円)と前年同期比16%減、純利益が14億ドル(約1550億円)と60%減に沈んだ。いずれも北米のボトリング事業をフランチャイズ化する費用が下押し要因なっており、従来の炭酸飲料から距離を置く姿勢を映している。

 販売量では4つの商品カテゴリーのうち「ジュース、乳飲料、植物由来の飲料」「水、エネルギー飲料、スポーツ飲料」「茶とコーヒー」は伸びたが、炭酸飲料だけ横ばいだった。

 同社のスチュアート・クロナージュ(Stuart Kronauge)マーケティング担当上級副社長はブログへの投稿で「可能な限り明確で分かりやすい商品を提供し、砂糖を含まずにコカ・コーラの素晴らしい味をお届けするという約束を果たすために、商品名を『コカ・コーラ ゼロシュガー』に変更する」と投稿した。

 コカ・コーラのウェブサイトによると、「ゼロシュガー」には砂糖の代用として、アスパルテームやアセスルファムカリウム(アセスルファムK)など、低カロリーの甘味料が使われている。

 今回の改良はパッケージデザインにも及んでいる。容器の大部分にはコカ・コーラのトレードマークである鮮やかな赤を用い、上部に「ゼロ」を思わせる黒を配している。
【翻訳編集】AFPBB News