新宿バルト9で行われた『忍びの国』応援上映の様子

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 嵐・大野智主演の映画『忍びの国』(上映中)の応援上映が26日、新宿バルト9で行われ男女比99:1の割合で405席がほぼ女性客で埋め尽くされた。嵐のメンバーが主演を務める映画の応援上映はこれが初とあって、チケットは発売開始7分で完売。「声出しOK・コスプレOK・サイリウムの持ち込みOK」の条件のもと大盛況となった。

 本作は、「のぼうの城」などの人気作家・和田竜(りょう)の小説に基づき、大野演じる伊賀最強とされる忍び・無門を主人公に、織田軍VS忍びの戦い「天正伊賀の乱」を描いたエンターテインメント。26日、19時から新宿バルト9で行われた応援上映では20代のOLをはじめ、30代40代を中心に、夏休み時期の10代の学生も見られた。この日、無門の仲間である忍者衆を演じた伝吾役の小松利昌、利助役の沖田裕樹が急きょ挨拶に駆け付け、応援上映の盛り上げポイントをアピールして会場を盛り上げた。

 劇場では無門の忍者コスチュームにならって黒い衣服の女性客が目立ち、サイリウムはもちろん、ハチマキや刀風の小道具、映画のオリジナルグッズ、お手製のうちわを持つ人も多数。着物(浴衣)姿も見られ、ロビーは記念撮影する人たちであふれ返っていた。

 いよいよ開演となり「忍ばないぜ!『忍びの国』無門応援上映」のロゴが映し出されると観客の熱が高まり、砂煙とともに無門が現れた瞬間、黄色い悲鳴が。BGMと共に無門の鮮やかなアクションシーンが繰り広げられるたびに手拍子が鳴り響き、走るシーンでは「走り方がかわいい」、手のアップになると「手が美しい」とシーンごとに熱のこもったリアクション。

 クライマックスになるにつれ無門の顔のアップが増え、無門が織田軍との戦いに身を投じる覚悟を決め、安否を心配するお国(石原さとみ)に「わしは伊賀一の忍びじゃ。死ぬわけがなかろうが!」と自らを鼓舞するシーンから声援も一層ヒートアップ。日置大膳(伊勢谷友介)との対峙を経て、下山平兵衛(鈴木亮平)との「川」の死闘を迎えるころには、のんびり、ひょうひょうとしていた無門の雰囲気がガラリと変貌。「後先考えて無茶できるか!」の決めゼリフを放つと、観客のテンションは最高潮に。上映が終わってからも「アンコール!」の声が響き、ラストの切ない余韻をかみしめていたようだ。今後の応援上映の予定は未定。(取材・文:編集部 石井百合子)